接続駅名 | 山陰本線・益田駅 ←→ 可部線・三段峡駅 | |
おすすめ度 | =利用不可=
【追記】 |
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利用しやすさ | 戸河内落合バス停から三段峡駅までは一本道で距離も近いので、道に迷うことはありません。 | |
地図 | 旧三段峡駅付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
・路線バス(石見交通・広島電鉄バス共同運行) 【ひろでんアベニュー(広島電鉄)】 ・徒歩 |
訪問日 | 2003年11月3日(益田駅から戸河内落合バス停経由、三段峡駅まで実踏)
三次613発−(三江線 444D)→浜原743着/757発−(446D)→江津923着/1051発−(325D)→浜田1123着/1300発−(349D)→益田1350着/1420発−(広島電鉄バス)→戸河内落合1549着−(徒歩)→三段峡1624発−(快速・三段峡観光号)→広島1829着/1840発−(のぞみ66号)→新大阪2008着 |
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乗車記 | 2003年11月3日早朝、6時13分発の列車で三次を発って、三江線、山陰本線を経由して益田までやって来た。ここから可部線・三段峡駅に接続するために、戸河内を経由して広島駅新幹線口へ向かう高速バスに乗り換える。益田駅のすぐそばに石見交通の営業所があって、バスの待合所と切符売り場がある。窓口で戸河内落合までの切符を購入してバスの到着を待った。この日は三連休の最終日ということもあり、広島行きのバスを待つ人たちが集まり出した。きれいなホワイトボディの広電バスが営業所前のバス停に横付けされると、20名位の人が乗り込んだ。定刻通り、14時20分に出発した。
新広益線のバスは、雪舟の庭で有名な医光寺前を経由して国道191号線へと入っていく。この道路は良く整備されており、しかも交通量も少ないのですが、バスは制限速度の50km/hに従って、一定のペースで走っていく。美都温泉入口を過ぎると、本格的に中国山地の山登りに取り掛かる。カーブと急勾配が連続して一気に標高が上がっていく。それにつれて、周囲の山の木々の色が徐々に赤や黄色に染まり出した。 途中、八幡原というバス停で5分間の休憩があった(15時22分頃)。ドライブインでもあるのかな?と思ったら、無人の待合所とトイレがあるだけで、自動販売機もなかった。体を伸ばそうとバスを降りてみると、空気がひんやりしている。道路脇の気温計によると、下界では22度だったのがこの付近では18度にまで下がっていた。 再び山道を登り始める。「いったいどこまで登り続けるのだろうか?」とウンザリしてきた頃、ようやく最高地点に達したらしく、トンネルに入った。トンネルを抜けると匹見町に入ったが、ここはまだ島根県である。木々の紅葉がそれまでよりもさらに鮮やかに色づいている。下界と隔絶された別世界に来たかのようだ。「紅葉の時期だけは可部線も混雑する」という理由がよくわかった。この素晴らしい紅葉に包まれた三段峡の滝や川の流れは、さぞかし美しい眺めであろう。 徐々に山を下りながら、バスは県境を越えて広島県・芸北町に入った。この周辺にはスキー場がいくつかあるようなので、冬は結構な積雪があるのだろう。「次は戸河内落合。三段峡入口です。」というアナウンスが流れたので降車ボタンを押した。 この乗り継ぎルートもあと1ヶ月しか利用できないわけですが、もしこれから可部線に乗りに行かれる方がいらっしゃれば、ぜひこのルートを試してみてください。 |
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データ | 【可部線】 横川〜三段峡間60.2kmを結ぶ地方交通線である。横川〜可部間は単線ながら電化されており、広島より先の山陽本線や呉線との直通運転も行われている。沿線は住宅地が広がる典型的なベッドタウンの様相であり、可部線の輸送需要を支えている。可部から先は非電化区間となり、大田川の流れに沿って走る閑散ローカル線である。加計までは一日8往復、加計〜三段峡間は一日5往復の運転となっている。長らく廃止対象路線に挙げられていたが、2003年11月30日をもって廃止されることが決定した。 |
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駅周辺の様子 | 【三段峡駅】 駅前がすぐ三段峡のハイキングコースの入口になっており、土産物屋や旅館が軒を連ねている。このうち、老舗旅館の三段峡ホテルでは日帰り入浴もできるとのこと。詳しくはホームページを参照するか直接問い合わせていただきたい。行楽シーズン中、三段峡の上流域へはマイカーで乗り入れることは出来ない。三段峡の見どころまでラクに行きたいという方は、駅前から出会橋行きの臨時バスが出ているのでこれを利用するのが良い。 |
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その他の情報 (観光情報) |
【戸河内町役場】 三段峡をはじめとする名所案内のページがあります。 http://www.town.togouchi.hiroshima.jp/ |