守谷914発−（TX）→南流山930着−（徒歩）→鰭ヶ崎1003発−（流鉄）→流山1007着/1025発−（流鉄）→馬橋1036着−（常磐線）→松戸−（新京成）→京成津田沼−（新京成）→新津田沼−（徒歩）→津田沼−（総武線）→西船橋−（東葉高速）→東葉勝田台/勝田台−（京成本線）→ユーカリが丘−（山万）→ユーカリが丘−（京成本線）→成田空港−（成田スカイアクセス他）→浅草橋−（総武線）→東京

南流山駅と流鉄・流山駅を結ぶバスがあるという投稿をいただいていたのでそれを利用してみたい。バス乗り場へ来てみると、松戸駅や流山おおたかの森行きの表示は見つかったが、流山駅は路線図の表示にも見当たらない。おかしいなあと思いながら、手掛かりを求めてＪＲの改札口前の周辺地図を見てみると、流鉄の中間駅ではあるが、鰭ヶ崎駅まで1kmもないことに気が付いた。「バスにこだわることもないかな。歩けばタダだし。」とケチなことを考えた後で、「駅巡りにもなるし。」と正当化する。

なお、私が見つけられなかった流山駅方面へ向かうバスは、東武バスイーストの流山おおたかの森駅西口行き（南流02系統）またはクリーンセンター行き（南流01系統）で、流山市役所入口で下車すればよかったということを補足しておきます。南流山駅と流山駅を直結する路線バスはありません。

「南流山駅入口」という歩道橋のある交差点を渡ってすぐ、斜め右へ住宅地のほうへ入る。ちなみに鰭ヶ崎駅を指す案内標識は見なかった。2〜3分歩いたが視線の先に駅の存在をうかがわせるものが何もない。「方向間違えたかな？」と不安を覚えたころ、左耳に踏切の警報音をキャッチ！次の角で左のほうを見遣ると、黄色い電車が流山方向へゆっくり通過していった。「行っちゃったー」と思ったが、15分間隔で電車は来るから大したロスではない。

待ち時間を利用して駅の写真を撮っていたら、通りすがりのおじさんに「こんなところに駅あったんだ。知らなかったよ。」と話しかけられて返事に窮した。あなたいったいどこに住んでるの？とは言わないが、苦笑いを浮かべてやり過ごした。

そうかと思えば今度は駅へつながる階段下を白い猫がのっそり横切る。人が来てもまったく動じない、なかなかの大物だ。「鰭ヶ崎（ひれがさき）」。地名も珍しいが、変わった出会いのある駅だった。