接続駅名 山陰本線・保津峡 ←→ 嵯峨野観光鉄道・トロッコ保津峡駅
おすすめ度 (気が向けばどうぞ)
利用しやすさ ハイキング気分でゆっくり歩いてみましょう!
地図 トロッコ保津峡駅付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
・徒歩
所要約15分。

訪問日 1998年10月4日(山陰本線・保津峡駅から嵯峨野観光鉄道・トロッコ保津峡駅まで往復)
乗車記 保津峡駅全景
乗り継ぎという目的からは外れますが、こんな「駅めぐり」もあるということで紹介しておきます。

播但線を乗りつぶした後、和田山から山陰本線で京都へ向う。このまま行くと16時前には京都に着いてしまうので、時間つぶしに途中下車することにした。どこでも良かったのだが、駅名に惹かれて保津峡駅で降りることにした。降りて初めて気づいたのですが、この駅は保津川に架かる橋の上にホームがある変り種の駅です。「そう言えばそんな記事を見たこともあったような・・・」と思いながら、面白い駅で下車できた偶然を喜んだ。それにしても、私の鉄道雑学の乏しさには自分自身あきれてしまう(笑)。

ホームから保津川を見下ろすと、時折、保津川下りの船が流れていった。川に沿って嵯峨野観光鉄道の線路が見えた。かつての山陰本線の軌道を利用して、観光用のトロッコ列車を走らせている。当地の新しい観光資源としてすっかり定着している。

すぐ近くに駅が見えた。トロッコ保津峡駅です。JRとトロッコの保津峡駅は、直線距離ならば4〜500mくらいしか離れておらず、保守用の階段、通路で繋がっている。しかしながら、一般客は通行禁止になっていた。トロッコ列車に乗るつもりはないが、せっかくなのでトロッコ保津峡駅まで行ってみることにした。すぐ近くだと思ったのだが、山に沿っている道路を歩くと、だいぶ遠回りをさせられた。その道も車の行き違いが難しそうな狭い道で、店や民家は全く見当たらない。なぜわざわざこんな所に駅を作ったのかと不思議に思った。

途中、小さなトンネルがあったりしてハイキング気分で歩くには面白い。15分くらいでトロッコ保津峡駅にたどり着いた。吊り橋で渡った先に駅と売店があった。川下りの船がやってくるたびに写真屋が川岸から記念撮影をしていた。駅に上がると構内は手が加えられているようでしたが、かつての雰囲気はかなり残っているようでした。山あいの小さな駅。現在の山陰本線は近代的な複線電化のトンネル・高架橋が連続していますが、ほんの十数年前まではこちらが山陰本線だったというのが嘘のようです。京都駅から普通列車でわずか25分ほどの距離ですので、森林浴を兼ねて出かけてみてはいかがでしょうか?

投稿情報 【投稿日】 2010/9/9
★情報提供: ぐりこ 様

京都にすんでいるものです。保津峡駅から旧保津峡駅(トロッコ保津峡駅)へは歩いていけるのか???を調べていたところ、こちらのホームページにたどりつきました。
この駅はハイキングの起点というのは間違いではないです。およそ4kmはなれたところに『ゆずの里』とよばれている『水尾』という集落があります。本数はすくないですがコミュニティーバスが走っていて保津峡駅から水尾までいくことができます。この駅は水尾の人々の大切な足となっています。
データ なし
駅周辺の様子 【山陰本線・保津峡駅】
ホームが保津川に架かる橋の上にあることで有名な駅です。周辺には商店も民家もなく、ハイキングの起点として利用されることが多いのではないかと想像されます。

【嵯峨野観光鉄道・トロッコ保津峡駅】
駅と外部とは吊り橋一本で繋がっています。吊り橋の駅側のたもとに売店があります。ハイカーや釣り客相手に営業しているのでしょう。インスタントラーメンやアルコール類も置いてありました。

その他の情報
(観光情報)
【嵯峨野トロッコ列車】
http://www.sagano-kanko.co.jp/