接続駅名 | 叡山電鉄・八瀬比叡山口駅 ←→ 京阪電鉄・坂本駅 | |
おすすめ度 | ★★★(超おすすめ!) | |
利用しやすさ | 複数の交通機関と徒歩による乗り継ぎですが接続は良い。 | |
地図 | 坂本駅付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
【比叡山へ行こう!】 http://www.hieizan.gr.jp/ |
訪問日 | 2011年7月17日(八瀬比叡山口駅から坂本駅まで乗車) 四条大宮ー(嵐電嵐山本線)→嵐山ー(嵐電嵐山本線)→帷子ノ辻ー(嵐電北野線)→北野白梅町ー(京都市バス)→北大路バスターミナル/北大路ー(京都市地下鉄)→国際会館ー(徒歩)→宝ヶ池ー(叡山電鉄)→八瀬比叡山口/ケーブル八瀬1140発ー(叡山ケーブル)→ケーブル比叡/ロープ比叡ー(叡山ロープウェイ)→比叡山頂ー(徒歩)→比叡山頂バス停ー(京阪バス)→東塔ー(徒歩)→ケーブル延暦寺ー(坂本ケーブル)→ケーブル坂本ー(徒歩)→坂本1320着ー(京阪石山坂本線)→石山寺… |
|
乗車記 | 京都市地下鉄・国際会館駅から叡山電鉄・宝ヶ池まで歩いた後、列車で八瀬比叡山口駅までやって来た。ホームの上に三角屋根が架かっていて小駅とは思えない風格を感じさせる佇まいだ。線路の終端のすぐ向こう側に高野川が流れている。京都の街はうだる暑さだったが、このあたりは緑が豊かなおかげなのか木陰に入るとそよ風にホッとする。 11時20分、八瀬比叡山口駅を出て、高野川に架かる木造橋を渡る。川には水遊びするたくさんの子供たちの姿。辺りからバーベキューのいい匂いが立ち昇って鼻をくすぐる。木立の間を1〜2分歩くとケーブル八瀬駅に到着。ここからケーブルカーとロープウェイを乗り継いで比叡山頂へと一気に運び上げてもらう。 ロープウェイの方が乗車定員が少ないのだろうか?ケーブルからの乗り継ぎ客を2回に分けてさばいていた。私は2回目のほうに乗ったのだが5〜6分待たされたに過ぎない。 ロープウェイの比叡山頂駅は標高840m。明らかに空気が冷えていて、体にまとわりついていた熱気がスッと消えてしまった。 ここから比叡山頂バス停までは徒歩5分、いい具合にバス停へ向かって下り坂が続いている。その途中で道が分かれていて「ケーブル延暦寺駅へ徒歩30分」という案内板が立っていたが、さすがに30分も歩く覚悟はなかったので徒歩ルートは無視して素通りした。 バス停が視界に入ったその時、バスがちょうど発車しようとドアを閉めたところだった。「えーっ!ツイてないなー」と思った次の瞬間、「待ってくれー!」とばかりに駆け込んでくる一団がいて、ドアを開けて待ってくれた。 バスは比叡山上の急曲線をゆっくり進んでいく。京都府と滋賀県の県境をまたぐと遠方かすかに琵琶湖の姿を視認できた。1つ目のバス停が東塔(坂本ケーブル口)でわずか5分の乗車である。 ちなみに延暦寺へ行くならその次の延暦寺バスセンターが最寄りですが、東塔バス停からでも3分ほどで歩いて行けます。延暦寺の入り口まで歩いてみたのですが、拝観料550円を惜しんで引き返した。ケチ過ぎるかな? ケーブル延暦寺駅までは山林の中を下る坂道。太陽が隠れてくれたので、束の間、夏を忘れて歩くことができた。バス停から駅までは800mくらいで10分弱。逆ルートは登りになるからプラス2分くらいを見込んでおきたい。 前方に柿色っぽい2階建ての建物が見えてきた。ケーブル延暦寺の駅舎だった。外壁は塗り直したようできれいにしていたが、内装はリアル・レトロ。1927年開業時からの建物だそうだ。 次の出発まで時間があったので駅前の見晴らし台や2階の展望テラスに上がって琵琶湖を眺めた。琵琶湖大橋より向こう側の北湖は見た感じ、まさに海。狭い日本では貴重な雄大な景色といえよう。柵の柱に「海抜654m」の表示がありますから、下界より5〜6℃ほど涼しい計算になります。 13時発のケーブルはすいていた。かぶりつきではないが前方の席に腰を下ろした。日本一長いケーブルカーといえど、乗車時間は11分に過ぎない。しかし、そのわずかな時間で季節は真夏にリセットされた。 ふもとのケーブル坂本駅を出ると、江若交通の路線バスがやってきて、行先表示が「ケーブル坂本駅」から「比叡山坂本駅」に切り替わった。このバスに乗れば京阪坂本駅を経由して湖西線の比叡山坂本駅まで行くことができる訳だが、敢えて歩いてみることにした。 坂本の街には以前に来たことがあって、静かで落ち着いた街並みの風情が印象に残っていた。それを追体験したかったのと、そろそろ腹が減って来たのでここらで食事処を探すことにした。 ケーブル坂本駅から京阪坂本駅までは歩いて10分。ここもケーブル駅から下り坂になっている。この抜け道は八瀬比叡山口駅から京阪坂本駅へ向かうルートが絶対おすすめです。噴き出す汗をぬぐいながら歩いていると、先ほどの江若バスに追い越された。「やっぱりあれに乗ればよかったかなー」 …ちょっと後悔。京阪坂本駅には13時20分に到着。それにしても、いろいろ乗り継いだ割に2時間で踏破できてしまった。下の投稿にもある通り、思ったよりお手軽でした。 坂本駅到着までに食事処が見つからなかったので再度周辺を探索。延暦寺の門前町として栄えた坂本は蕎麦処としても知られており、京阪坂本駅近くの「鶴喜そば」は老舗の有名店です。が、あいにく蕎麦の気分ではなかったので駅の琵琶湖寄りにあった喫茶店でカレーを食べた。比叡山横断の最後を飾るのにはしっくり来ないチョイスですが、スパイシーな辛さで元気を取り戻した。 |
|
投稿情報 | 【投稿日】 2004/8/17 ★情報提供: yocchan 様 まずは京阪石坂線を踏破してから、坂本ケーブルへ。JR比叡山坂本から、京阪坂本経由でケーブル坂本駅への江若交通シャトルバスがありました。歩いても10分とのことですが、かなりの登りが続くので、バスがおすすめです。スルKANは使えません。坂本ケーブルは毎時00分、30分発ですが、バスがうまく接続しています。 さて、ケーブル延暦寺からは、東塔バス停までは徒歩約7分。案内板がしっかりしているので、迷うことはありません。ここからは、京阪バスで比叡山頂へ。バス時間は京阪バスHPに掲載されていました。(^^;)比叡山頂から、京福ロープウェイまでは、徒歩約5分。ガーデンミュージアムの右外周を歩いていきます。ここも、案内板がありました。なお、小生のとったコースは、徒歩範囲が登りばかりになります。八瀬からの方がおすすめかもしれません。 とにかく踏破をねらったので、観光は一切なしで回りましたところ、およそ1時間で比叡越えしちゃいました。はっきり言ってお手軽です。この後、鞍馬まで足をのばして、ケーブルをもう1本踏破。さらに、嵯峨野観光鉄道も踏破と、京都周辺完乗です。 坂本11:00-11:11延暦寺…東塔11:27-11:33比叡山頂11:52-11:55比叡12:00-12:09八瀬 |
|
データ | なし | |
駅周辺の様子 | 【叡山電鉄・八瀬比叡山口駅】 駅周辺には行楽客向けの売店や軽食堂が点在している。八瀬駅前バス停は駅から少し離れた国道367号線沿いに立っている。かつては八瀬遊園駅と名乗っていたが、遊園地の閉園に伴い2002年に八瀬比叡山口に改称された。 【京阪石山坂本線・坂本駅】 |
|
その他の情報 (観光情報) |
【天台宗総本山 比叡山延暦寺】 延暦寺バスセンター下車すぐ。 http://www.hieizan.or.jp/ |