接続駅名 島原鉄道・口之津駅 ←→ 肥薩おれんじ鉄道・水俣駅
おすすめ度 =利用不可=

【追記】 2008/4/20
島原鉄道・加津佐〜島原外港間は2008年3月末をもって廃止されました。代替バスにより接続は可能。


【追記】 2011/5/15
・南国海運フェリー・本渡〜御所浦〜水俣航路は2007年5月をもって廃止されました。

利用しやすさ 本渡〜水俣のフェリーは一日2本しかないので、他のルートと組み替えてみるのも面白いでしょう。
本渡BC〜熊本駅、本渡BC〜牛深港〜蔵之元港〜阿久根駅など。
地図 本渡BC付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表

・フェリー(島鉄フェリー)
所要:約30分、運賃:\360

http://www.shimatetsu.co.jp/

・路線バス(天草産交バス)
所要:約28分、運賃:\480
http://www.kyusanko.co.jp/

・フェリー(南国海運フェリー)
所要:約2時間25分、運賃:\1,500
南国海運フェリーの時刻表は全国版大型時刻表に掲載有り。

訪問日 2005年4月30日(口之津駅から鬼池港、本渡BC、本渡港、水俣港経由で水俣駅まで乗車)

諫早745発−(島原鉄道 109)→島原855着−(徒歩)→島鉄本社前1052発−(島原鉄道 115)→加津佐1207着/1233発−(島原鉄道 122)→口之津1238着/1315発−(島鉄フェリー)→鬼池港1345着/1410発−(産交バス)→本渡BC1438着−(徒歩)→本渡港1600発−(南国海運フェリー)→水俣港1825着−(徒歩)→水俣駅1850着/1924発−(6135D)→出水1943着

乗車記 2005年のゴールデンウィーク。松浦鉄道を乗りつぶした後、島原鉄道完乗のため諫早駅前のホテルに投宿。翌朝、7時45分発の加津佐行きの列車に乗り込む。この列車で終点の加津佐まで行ってもいいが、気分転換に島原駅で途中下車して島原城や城下町を観光する。まだ4月末だが雨上がりで蒸し暑い。汗をぬぐいながら歩き、島鉄本社前駅に到着。次の列車は加津佐行き。予定通り、無駄はない。

雨はやんでいるが、雲が低く垂れ込めていて雲仙・普賢岳も雲に隠れてしまっている。有明海の方へ目を転じても、霧がかかってきて視界が悪い。このあとフェリーで天草へ渡る予定なのに、霧で欠航になったりすると予定が大きく崩れてしまう。じきに霧が晴れてくれればよいが・・・。心配を抱えながらも霧にかすんだ車窓風景に見入る。口之津駅を過ぎて終点の加津佐に着く頃にはあたりはすっかり濃い霧に包まれてしまっていた。折り返し列車の発車まで20分ほどあるので、近くの海岸へ行ってみた。波打ち際はわかるものの、数メートル先も見えない。これはやばいな・・・。

口之津駅に到着し、すぐにフェリー乗船券売り場へ向かう。連休期間中はフェリーはダイヤに関係なくピストン輸送をしている。が、この濃霧で運行を見合わせているとのこと。フェリーの運行再開が遅くなると、次の鬼池港からのバスに接続できなくなってしまう。天草を経由して水俣へ向かうのはやめて、列車で諫早へ引き返そうか。それともバスで小浜経由で諫早へ戻ろうか・・・などと思案している間に運行再開を告げるアナウンスが入った。当初の予定を崩さずに行けそうで安心した。

鬼池港バス停
出港を待ちかねた車やバイクが続々と乗船し、アナウンスから10分ほどで船は出港した。霧もだいぶ晴れていた。おだやかな有明海を30分ほどで横断し、鬼池港に到着。船から降りると天草四郎の像が出迎えます。フェリー乗り場に隣接してバス停があった。

考えてみたら昼飯を食べるのをすっかり忘れていた。食事をできるところはないかと辺りを見回したが、これといった店もなく、港の売店を覗いても食指が動くものが見つからなかった。幸い、港から200mくらい離れたところにコンビニらしき看板が見えたので行ってみた。おにぎりとサンドイッチを買ってささやかな昼食とした。

定刻通りバスがやってきた。乗客は5人ほど。本渡までの道のりは特に目を見張るものもなく単調だった。本渡BCに到着。普通の地方都市の趣きで食堂やファミレスの看板も見える。さっきおにぎりを食べたけど、やっぱりちゃんとした食事がしたいと思い、バスセンター近くのホテルのレストランに入った。海鮮丼なるものを注文。味はまあまあだったが、どんぶりよりも一緒に出てきた貝汁がとても美味しかった。

しっかりおなかを膨らましたところで、港まで歩いていく。バスセンターから10分ほどで水俣行きフェリーの港に着いた。こじんまりとした平屋の建物がちょこんとあるだけで、一瞥しただけではフェリー乗り場だとは思わないだろう。看板が出ているので見逃すことはないが。水俣からの船が到着し、わずかな乗客が下船した。乗り込む車も人も数えるほどで、少し胸が痛くなった。出港すると、天草上島と天草下島のあいだの天草瀬戸という海峡を航行する。まるで川のような水路が2〜3km続くので、デッキから眺めているとその珍しい光景を楽しむことが出来る。途中、御所浦港に寄港するが、乗降客がほとんどいないせいか、接岸したと思ったらあっという間に離岸した。本渡から水俣まで2時間25分もの長い航海。乗客もまばらなので、船室のベンチをベッド代わりにして横になった。少し眠って、ウトウトしているうちに水俣到着を知らせるアナウンスが入った。

下船したのは18時半。まだ暗くはないが、港の周りは人気もなく静まり返っている。バス停の標柱が見えたので近づいて時刻表を見てみた。なんと18時ちょうどに最終バスが出ている。港にバス停を作っておきながら、フェリーの時刻は全く考慮していないようだ。まあ、最初からバスは当てにしていなかったので駅まで歩くつもりにしていた。地図で方向を確かめ、水俣駅へ向かって歩いていく。国道3号線に出てしまえば、あとは国道に沿って歩いていき、チッソの工場前の交差点を右折すれば水俣駅に到着する。すっかり暗くなっていたせいもあるが、水俣駅周辺はすっかり寂れてしまったような印象を受けた。新幹線開業の陰の部分を見てしまったような、複雑な気持ちになった。

データ

(省略)

駅周辺の様子 【口之津駅】
駅前の通り一つ隔てたところが港になっています。周辺には食堂や売店がいくつかあります。

【鬼池港】
本文参照

【本渡BC】
街の中心部にあり、周辺には食堂やホテルが多くあります。

【本渡港】
熊本、八代行きと水俣行きは乗り場が違うので注意が必要。間違えたとしても橋を一つ隔てただけなので徒歩5分位で移動できます。本渡BCから水俣行きのフェリー乗り場まで約800m、徒歩10分。港周辺には商店なし。

【水俣港】
港周辺には商店なし。新水俣駅方面の路線バスが日に4本設定されているものの、フェリーとの接続は全く考慮されていない。

【水俣駅】
もともと駅周辺には商店があまりありませんでしたが、特急列車が停まらなくなって余計に寂れた感じがしました。かつては山野線が分岐していた要衝だったのですが・・・。

その他の情報
(観光情報)
(情報不足のため割愛)