接続駅名 | 土佐くろしお鉄道・宿毛駅 ←→ 日豊本線・佐伯駅 | |
おすすめ度 | ★★(おすすめ!) | |
利用しやすさ | 1日3往復。深夜便は宿代わりに利用できるのでメリットは大きいです。 | |
地図 | 宿毛駅〜片島港> Mapionの地図を開く
佐伯港〜佐伯駅> Mapionの地図を開く |
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接続交通手段 時刻表 |
・徒歩 宿毛駅から片島港まで約2km、所要約25分。 佐伯港から佐伯駅まで約1km、所要約12分。 ・フェリー(宿毛フェリー) 【土佐くろしお鉄道ホームページ】 |
訪問日 | 2006年5月4日(宿毛から佐伯まで乗船)
・・・高知1928発−(特急南風19号)→中村2116着/2124発−(土佐くろしお鉄道)→宿毛2153着−(徒歩25分)→片島港2225着/2330発−(宿毛フェリー・ニューあしずり)→佐伯港230着−(徒歩12分)→佐伯駅250/435発−(特急ドリームにちりん)→宮崎642着/729発−(特急きりしま3号)→鹿児島933着−(鹿児島市電)→郡本→谷山→天文館通 |
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乗車記 | ゴールデンウィーク真っ只中の2006年5月4日、土佐電気鉄道を完乗した後、高知駅19時28分発の特急南風19号を待つ。キオスクで弁当と缶ビールを買いこみ、列車に乗り込むとすぐに飲んで喰って眠り込んだ。次に目が覚めると、終着の中村駅が近くなっていた。すでに陽が落ちていて、街灯も見えない真っ暗闇の中を走っている。ほどなく中村駅に到着し、隣のホームに停車している宿毛行きの普通列車に乗り換えた。
定刻通り21時53分に宿毛駅に到着。当たり前ではあるが、2005年3月に起きた特急列車衝突事故の痕跡はどこにも見られなかった。7〜8人の下車客がいなくなると、駅員もいない薄暗い改札口はなんだか不気味な感じがする。宿毛駅から片島港まで、日中は路線バスの便もわずかながらあるようなのだが、どういうわけかフェリーとの接続は全く考慮しておらず、乗り継ぎ目的では役に立たない。タクシーが一台停まっていたのでこれに乗ろうかと考えているうちに違う客にとられてしまった。仕方なく港まで歩いていくことにする。地図を持ち合わせていなかったので駅近くのコンビニに入って高知県の道路地図をめくる。港までの道順を頭に入れてから何も買わずに店を出た。 港までは一本道をまっすぐ歩いていけばよいので行き方は難しくない。距離も2kmほどだからそれほど遠いわけでもない。しかしながら車の通行は多いものの歩行者の姿はほとんどない夜道をひとりで歩いていくのはあまり気持ちの良いものではない。昨今は拉致、通り魔、ひき逃げなどの凶悪犯罪のニュースが多いので、そういう心配もあながち杞憂だとは言えないだろう。
佐伯からの乗客、車、バイクが下船後、一番に船に乗り込んだ。船内は清潔な印象で、雑魚寝の二等船室はカーペット敷きで枕が備えてある。また貸し毛布が壁の収納庫に用意されていて、セルフサービスで1枚100円で貸し出されていた。私も一枚借りて出港前に眠りに付いた。乗り込んですぐに必要なものが揃うので、気が利いているなあと思った。 船内放送で起こされたのか、熟睡から覚めるともう佐伯港に入港しているようだった。周りの乗客が下船準備の身支度をしている。私はボーっとした頭を抱えながら荷物をまとめて下船口へと向かった。佐伯港に上陸!船は定刻通りに到着したようで、午前2時30分を少しまわっている。深夜だというのに宿毛へ向かう車や徒歩客が大勢乗船を待っていた。 ここから佐伯駅までは再び徒歩で向かう。深夜で物音がほとんど聞こえない夜道をひとり歩いていく。港から駅までは思ったよりも近く、10分ほどで到着した。佐伯駅の改札口には駅員はおらず、代わりに「切符は車内でお求めください」という札が掛けてあった。蛍光灯は灯っているものの誰もいないホームのベンチに座り、午前4時35分発の宮崎空港行き「ドリームにちりん」を待つ。一時間以上の待ち時間があるので、木製の長いベンチの上に横になった。じっと横になっていると夜風の寒さが身に凍みてきた。少しでも暖を取ろうと、帽子やシャツを重ねて身に着けて、少しだけ眠った。4時半頃になるとホームで列車を待つ人の姿が10人くらいあった。旅行カバンを抱えている人もいたから、宮崎空港へ向かうのだろうか?定刻通り「ドリームにちりん」が入線。久しぶりのハイパーサルーンを見て九州に来たことを実感!自由席はガラガラだったので思いっきりシートを倒して今夜四度目の眠りについた。 |
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データ | (情報不足のため割愛) | |
駅周辺の様子 | 【宿毛駅】 駅の近くにコンビニがあります。 【片島港】 【佐伯港】 【佐伯駅】 |
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その他の情報 (観光情報) |
(省略) |