接続駅名 | くりはら田園鉄道・栗駒駅 ←→ 東北本線・有壁駅/一ノ関駅 | |
おすすめ度 | =利用不可=
【追記】 2007/ 4/21 |
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利用しやすさ | 休日運休便があるので要注意! | |
地図 | 栗駒バス停付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
・路線バス(宮交栗原バス) 栗駒駅〜一ノ関駅。所要約45分。運賃 \910。1日4往復、うち1.5往復は休日運休となるので要注意。 【くりはら田園鉄道株式会社・ホームページ】 |
訪問日 | 2003年8月11日(栗駒駅から一ノ関駅まで乗車)
一ノ関700発−(522M)→石越721着/814発−(くりはら田園鉄道)→細倉マインパーク前859着/913発−(くりはら田園鉄道)→栗駒929着/1030発−(宮交栗原バス)→一ノ関1114着/1127発−(やまびこ81号)→盛岡1203着/1226発−(はやて9号)→八戸1300着・・・ |
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乗車記 | 2003年8月に宮城県北部を走る第三セクター鉄道、くりはら田園鉄道を乗りつぶしに出かけた。この鉄道も廃止が噂されており、縁起でもないことだが、そうなる前に乗っておこうと思ったのである。石越〜細倉マインパーク前を単純に往復するのではつまらないので、途中駅の栗駒と一ノ関を結ぶ路線バスに乗り継ぐことにした。 石越駅でJR東北本線からくりはら田園鉄道(以下くりでん)に乗り換えた。JRとくりでんの駅舎は別になっている。くりでんは現在、第三セクター鉄道になっているが、もともと私鉄として開業しており、国鉄線を引き継いだわけではない。石越を出ると、社名の通り、田園風景が広がる中を淡々と細倉へ向けて走っていく。終点の2つ手前の鶯沢駅に差し掛かった辺りから登り勾配が始まり、平坦な田園地帯から山岳路線へと景色は一変する。8時59分、細倉マインパーク前駅に到着。14分後に折り返し発車するので、急いで駅周辺の様子をカメラに収めた。
駅に戻り、バスを待っている間に財布の中身を調べてみたら、壱万円札しかなかった。バスに乗る前に両替しておこうと思い、くりでんの窓口で両替を頼んだら断られた。仕方なく、「くりでんグッズ」の50度数のテレカを800円で購入した。不本意な出費だが、くりでんの売り上げに協力したと思って納得する。ちなみに、図柄はくりでんの車両・3車種の正面写真だった。
一ノ関の市街地に近づくと、雨が降ってきたせいか渋滞している。11時14分に一ノ関駅に到着のはずなのに、その時刻を過ぎても駅が見えてこない。11時27分発の「やまびこ81号」に乗り継げないと、後の予定に支障が生じる。焦りが募る中、5分遅れの11時19分に一ノ関駅に到着した。「やれやれ、なんとか間に合うな」と安堵したのも束の間、今度は新幹線の切符を買うのに手間取る。一ノ関から八戸へ向かうのであるが、盛岡〜八戸間は全席指定の「はやて」になるので、窓口で指定席の発券を受けなければならない。窓口氏が何度もマルスの入力を間違えてくれたので、切符を受け取ってダッシュでホームに上がった時には「やまびこ81号」が入線して来ていた。「自由席があれば自動券売機で簡単に買えるのに!」と、大いに不満を感じた。 |
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データ | 【くりはら田園鉄道】 石越−細倉マインパーク前間25.7kmを結ぶ。大正7年12月設立の栗原軌道株式会社を起源とし、その後幾度か社名を変えながら、沿線の旅客輸送と細倉鉱山の亜鉛輸送の任に当たってきた。昭和62年の細倉鉱山閉山とともに貨物輸送は終焉し、昭和63年に細倉〜細倉鉱山間が廃止された。その後、旅客輸送は減少の一途を辿り、平成5年に沿線5町(石越・若柳・金成・栗駒・鶯沢)の出資を受けて第三セクターの鉄道会社となった。このとき社名を「くりはら田園鉄道株式会社」に改めている。旅客の減少を食い止めようと「くりでんサポーターズクラブ」を設立したり、沢辺駅とくりこま高原駅の間にシャトルバスを運行するなどの施策を講じているものの、目に見える効果は挙がっていない。近い将来の廃止もささやかれている。 |
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駅周辺の様子 | 【栗駒駅】 有人の窓口があり、切符の他、記念切符やテレホンカード等のグッズを販売している。駅では貸し自転車を2台用意しているそうです。1台\200。駅舎内に売店はありませんが、駅の近くに小さな商店街があった。コンビニは無かった。 |
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その他の情報 (観光情報) |
【まるごと栗原<鴬沢町商工会>・ホームページ】 鴬沢町の観光・物産紹介。細倉マインパークのページもあります。 http://www.uguisu.miyagi-fsci.or.jp/ |