接続駅名 | 奥羽本線・山形駅 ←→ 山形鉄道・荒砥駅 | |
おすすめ度 | ★★★(超おすすめ!) | |
利用しやすさ | バスは平日は1日7往復。休日は4往復に減便のため注意。 | |
地図 | 荒砥駅付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
・路線バス(山交バス) <2015年2月現在>所要約55分。運賃\1,320 【山交バス株式会社】 列車の時刻表と沿線市町の案内などがあります。 http://www.flower-liner.jp/ |
訪問日 | 2003年8月16日(山形駅から荒砥駅(東横町バス停)まで乗車。運賃:\1,080)
新庄701発−(1426M)→山形820着/838発−(山交バス)→東横町919着−(徒歩)→荒砥930着/956発−(山形鉄道 210D)→赤湯1049着/1054発−(435M)→山形1129着/1143発−(快速ホリデー仙山14号)→山寺1201着/1348発−(快速ホリデー仙山18号)→仙台1437着/1524発−(はやて18号)→1708着/1730発−(ひかり229号)→京都2005着 |
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乗車記 | この乗り継ぎルートは以前から気になっていた。2003年の元日にこのルートにトライしようとしたのだが、なんと元日は全便運休のため利用することが出来なかった。地方の路線バスではこういうことは良くあるらしい。そのときのリベンジとばかりに、2003年8月に再挑戦することにした。今度はお盆休み期間に入るので、全便土曜・休日ダイヤでの運転になっていたが、長井行きの便は平日と同一のダイヤなので影響は無かった。
バスの時刻表には、山形駅前〜荒砥車庫前〜長井市役所前と表記されているだけで、荒砥駅前を通るのかどうかわからなかった。バスに乗り込むときに運転手さんに、「荒砥駅前には行きますか?」と尋ねたら、「荒砥駅だったら、東横町だな」と教えてくれた。 山形の市街地を抜けるとすぐに、田園風景が広がった。今年は記録的な冷夏で、道路脇の気温計は「19度」と表示していた。にもかかわらず、ひまわりが花を大きく広げているのが見えて、精一杯、夏を演出してくれていた。バスは国道348号線を西へと走っていく。しばらくすると山越えに入った。峠付近でトンネルが連続し、最後のトンネルを抜けると一気に視界が開けた。天気が良ければ前方に朝日連峰が望めるらしいのだが、あいにく今日は雲が垂れ込めている。 急速に山をくだり、ちらほら人家が見え出してきたら、そこが荒砥駅のある白鷹町だった。国道から外れてすぐ、東横町バス停があった。すぐぞばに荒砥郵便局があった。バスを降りたものの、周囲に駅らしき建物は見えないし案内標識も出ていない。バスのほうを振り返ると、運転手さんが「あっち、あっち」というふうに指差ししてくれた。信号のある交差点を右折し、国道287号線の通りを歩く。商店街というほどではないが、お店が幾つか並んでいた。まだ10時前だったが、スーパーや衣料品店、菓子店が店を開けていた。店の前を通り過ぎて、次の信号のところにやっと、荒砥駅を指す標識が掛けられていた。その信号を左折して、人気のない通りを下った先に駅があった。 荒砥駅は、イメージしていたのとは全然違う、新しい2階建ての建物だった。外観はメルヘンチックというか鹿鳴館チックなデザインで、エントランス上部にステンドグラスがはめ込まれていた。駅舎は公民館と資料館を併設しており、正面玄関の上のところに「荒砥駅前交流施設」と書いてあった。駅そのものなのに、駅前とはどういうことだろう?残念ながら資料館は閉まっていて中を見ることは出来なかった。観光案内のパンフレットだけいただいて、列車で荒砥を後にした。 今回の逆ルートで、荒砥駅から東横町バス停を目指す場合はわかりにくいと思われますが、荒砥郵便局を目印にすれば探しやすいでしょう。 |
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投稿情報 | 【投稿日】 2015/01/29 ★情報提供:川跡 様 荒砥駅〜山形駅間の山形交通バスですが、私が乗った際は荒砥駅までバスが乗り入れており、非常にわかりやすかったです。 |
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データ | 【山形鉄道・フラワー長井線】 1988年に旧国鉄長井線を引き継いだ第三セクター鉄道。奥羽本線・赤湯〜荒砥間、30.5kmを約50分で結ぶ。途中の今泉駅では米坂線に接続している。運賃\760(赤湯〜荒砥) |
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駅周辺の様子 | 【荒砥駅】 「鹿鳴館風」の瀟洒なデザインの駅舎で、ステンドグラスがはめ込まれている。公民館と資料館を併設しており、一つの建物を有効活用している。「東北の駅百選」に選定されている。駅前にバス停があったので時刻表を見てみると、長井行きのバスが早朝に2便あるだけだった。駅に売店は無く、周辺にも店は1軒も無い。駅とバス停の中間あたりにスーパーがあります。 |