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ウィズコロナ時代は「小回り乗車」でサクッと鉄道旅行を楽しもう!【解説動画あり】

 2021/02/11 大回り乗車入門
この記事は約 9 分で読めます。 3,159 Views

ウィズコロナ時代の大回り乗車はどうあるべきでしょうか? ここでは、感染リスクを最小にするために短時間でサクッと旅する「小回り乗車」を提案します。感染症対策として旅行中に気を付けるべき点と、コース選定のコツを解説します。

新型コロナウイルス対策で我慢し続けた「行動の自由」

自粛疲れ…早く自由に旅行したい!

新型コロナウイルス感染症の影響は、今後も数年続くと言われています。コロナと共存する「ウィズコロナ(With CORONA)」の時代が終わらず、真の「アフターコロナ(After CORONA)」には当面なりそうにありません。

2020年2月ころから新型コロナウイルスが拡大し、その後、緊急事態宣言が発令されるなどしながら、早くも一年が過ぎました。

外出を自粛してください」と、耳にタコができるぐらい毎日のように聞かされて、ウンザリしながらも外出自粛に協力している人が多いと思います。

しかし、さすがにもう「自粛疲れ」が蔓延していて、本音としては「自由に外出したい!」「旅行へ行きたい!」という気持ちが心の中に沸々と湧き上がっているんじゃないでしょうか。

「コロナが落ち着いたら」って、いつのこと?

ほとんどの方はきっと、「コロナが落ち着いたら旅行しよう」とお考えだと思いますが、ワクチンが普及したとしても、残念ながらコロナウイルス自体は消滅しません。

ワクチンは感染リスクを下げることができても、コロナウイルス自体を撲滅するチカラはないからです。

しかも変異種が出現し、これまでのコロナ以上に感染力が強かったり重症化しやすいそうなので、ウィズコロナ時代がまだまだ続きそうな気配です。

それじゃあ、いつになったら旅行に行けるんだ!

っていう話になりますよね…。

このままでは、いつまでたっても外出できないということになってしまいます。

まじめに頑張る人ほどストレスをため込んでいる

しっかりと言いつけを守る真面目な人ほど、ストレスを溜め込みながら頑張っていると思います。

コロナの直接的な影響以外にも、例えば、お勤めされてる方は慣れないリモートワークに取り組まねばならず、それが原因でストレスが溜まっている方も増えています。

いろいろな要因で病んでしまう状況が続いていて、心配ごとを数えだしたらキリがありません。

外出自粛明けのご褒美旅は「小回り乗車」からはじめよう!

とはいえ、緊急事態宣言が解除されれば、外出制限がある程度緩和されます。

そして、季節が春になって暖かくなれば、コロナも小康状態になると予想されます。

是非このタイミングで、春の空気を目いっぱい吸いに出かけてみてはいかがでしょうか?

緊急事態宣言の解除後にお出かけするなら、いつでも気軽に旅ができる大回り乗車がおすすめです。

とはいえ、列車を一日じゅう乗りまわるような、長時間の大回り乗車は未だ感染リスクが高いと言わざるを得ません。

まずは大回りじゃなくて、「小回り乗車」から始めることを提案します。

ウィズコロナ時代の「小回り乗車」5つのポイント

新型コロナウイルスを警戒しつつ、鉄道旅を楽しむにはどのようなことに気を付けるべきなのか?

意識すべき5つのポイントを順番に解説します。

ポイント1.接触機会が少なく、疲れない短めのコース

ひとつ目は、「短い時間でサクっと旅行しましょう」ということを提唱しています。

移動距離や移動時間を短くすることで、他人と接触する機会が減り、旅の疲れを溜めない効果が見込めます。

ポイント2.混雑する時間帯を避ける

混雑する時間帯を避けましょう。

平日の朝夕のラッシュアワーはもちろん、休日の朝夕も行楽客で混み合うので避けた方が無難です。

お昼に近い時間(10時から13時ころ)に出かけて、夕方になる前(15時から17時ころ)に帰って来るのが理想的です。

ポイント3.吊り革、手すりを握ったらマメに消毒する

すでに習慣化している人が多いとおもいますが、外出時はこまめに手指の消毒を行いましょう。

特に列車の中では、吊り革や手すりをいろんな人が触っています。もしかしたらそこにコロナウイルスが潜んでいるかもしれません。

もし、そういうところを触ったら、消毒スプレーや除菌効果のあるウェットティッシュを使ったり、洗面所に入って石鹸で洗うということを徹底してやる必要があります。

可能であれば、外出用の手袋を身につけて、手袋の上から吊り革や手すりを握るようにしましょう。

帰宅後はすぐに洗濯機に放り込んで洗濯すればOKです。

ポイント4.グループでの歓談は控えめに

ひとり旅ではなく、家族や友人とグループで出かけられた時は、列車内で大声の会話は控えましょう。

すでに定着している習慣ではないかと思いますが、旅行中は気持ちが高揚して、ついつい声のトーンが上がってしまいがち。

周りに人が大勢いるような場所では、会話自体をなるべく控えたほうがいいでしょう。

ポイント5.車内で飲食しない、もしくは空いている時にする

列車の中で飲食はしない。もしくは、周りに人がいない時に飲み食いをしましょう。

大回り乗車では長時間移動しますから、移動の車内でドリンクを飲んだり、おにぎりやパンなどの軽食をつまんだり、もしかすると駅弁を食べるツワモノもいらっしゃるかもしれません。

食は旅の大きな楽しみであることは否定しませんが、いまの状況下では、食事のためにマスクを下げることは憚られます。

マスクを付けていない姿を見た周りの方が不快に感じられたり、場合によっては注意される可能性もあります。

お互いに不愉快な思いをするになりますから、車内の飲食は避けた方が無難です。

とはいえ、一車両に2、3人しか乗ってないような状況であれば、人から離れたところで食べるのは問題ないと思います。周りの状況をよく見て判断してください。

小回り乗車で気を付けるべき5つのポイント、ご理解いただけたでしょうか?

当たりまえの話ばかりで、特に目新しい内容はなかったかもしれません。

しかし、こういうことを改めて気をつけて旅行されたら、自分だけでなく周りの人たちも気持ちよく過ごせると思います。

旅行の満足感を上げるためにやってほしいこと

コロナ対策のためとはいえ、旅行中にいろんな気遣いをしなければいけないってどうなの?と思われるかもしれません。

「楽しむために出かけたのに気疲れしちゃった」ということになると本末転倒ですね。

そういう気遣いを少しでも減らすためにはどうすればいいでしょうか。

その対策としては、大回り乗車で特急列車、指定席、グリーン席を積極的に利用するのがおすすめです。

その理由は、確実に密を避けられることにあります。

特急列車やグリーン車の利用客はたいてい長距離利用なので、人の出入りが少なく、不特定多数と接触する機会は最小限です。

また、普通列車よりも車内の清掃がしっかりされていて、換気・空調もバッチリですから、感染リスクはほとんど気にしなくてよいレベルと言えるでしょう。

そして大きなメリットとして、座席で飲食をしても白い目で見られることは少ないです(ゼロではありませんが…)。

車窓を眺めながら、おいしいものを食べる贅沢を味わいましょう。

追加料金は保険料、お楽しみ料と思って負担しよう

大回り乗車は超格安で行けるのが最大のメリットなのに、特急料金を追加課金するのはもったいない」と考える方がいらっしゃるかもしれません。

しかしそれは、今この状況下で、感染リスクを下げて安心して旅行するための保険料とご認識ください。

といっても、せいぜい1,000円から2,000円ぐらいの出費で済むはずです。

もちろんその料金は JR の売り上げになるわけですから、コロナの影響で巨額の減収となっているJRの売り上げにわずかでも協力するという心積りで課金していただけないでしょうか。

あとは、特急列車やグリーン車を使うことで、近距離でも旅行気分が盛り上がるという効果もあります。

いつも乗ってる普通列車のロングシートよりも、リクライニングシートの座席に座ると、それだけで気分が高揚して楽しめると思います。

そういう「お楽しみ料」も含めた追加料金だと考えれば、納得しやすいのではないでしょうか

ウィズコロナ時代の大回り乗車コースの選び方

混雑する路線や列車を避けて、安全安心に大回り乗車を楽しむための、コース選びのコツをお伝えします。

東京近郊区間の大回り乗車でコースを選ぶコツ

首都圏は、都心とその周辺の広範囲において、ラッシュアワーに限らずほぼ終日混雑しています。

反対に、(大回り可能なエリアの)東京近郊区間の外周部にあたるローカル線(八高線、両毛線、水戸線など)はたいていすいています。

狙い目は、混んでいる都心をサッサと抜け出して、郊外のローカル線をのんびり楽しむコースです。

コロナのリスクを避けて、安全に旅行するには、混雑する都心から郊外への移動は特急列車または普通列車グリーン席の利用がおすすめです。

例えば、東京・新宿~八王子のあいだであれば、特急あずさ・かいじが利用できます。

東京~大網のあいだは、特急わかしおが利用できます。

このほか、高崎線、宇都宮線、常磐線、東海道線、湘南新宿ラインでは普通列車のグリーン車自由席をご利用ください。

東京近郊区間は広大ですが、長距離・長時間の旅にならないように工夫しましょう。

大阪近郊区間の大回り乗車でコースを選ぶコツ

関西は東京ほどの混雑はありませんが、大阪環状線とその周辺は比較的混みます。

また、JR京都線・JR神戸線の京都~大阪~神戸と明石あたりまでは、12両編成の新快速でも満席になることがあります。

少しでも快適に移動するには、大和路快速、みやこ路快速、丹波路快速、紀州路快速などの座席を狙いましょう。

これらの列車は221系、223系、225系と呼ばれる、進行方向に向かって座れるクロスシートがメインになっているので、そこに座れれば密にならずに快適に移動することができます。

確実に座るには、その列車の始発駅から乗り込むのが常套手段です。

例えば、丹波路快速であれば大阪駅、篠山口駅で乗り込めばまず座れます。

紀州路快速については、大阪駅から乗って座れなくても、途中駅で降りる人が多いので、空いたらすかさず座席を確保するといいでしょう。

混雑しやすい京都~大阪~明石のあいだは、特急スーパーはくとの利用がおすすめです。

数は少ないですが、新快速の指定席車「Aシート」というのもあります。快適に移動もできて、しかも珍しい車両にも乗れるという体験をされると面白いんじゃないかと思います。

気軽に回れるコースとしては、尼崎から加古川線一周や、京都から琵琶湖一周といったコースが考えられます。

あまり欲張らずに、3~4時間で回れるショートコースを楽しまれてはいかがでしょうか。

外出制限が解けたら、サクッと小回り乗車にトライしてみてください。 

【動画解説】ウィズコロナ時代は「小回り乗車」でサクッと鉄道旅行を楽しもう!

解説動画をYouTubeで公開中▼

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溝口光徳

溝口光徳

2004年にJR全線完全乗車を達成した「乗り鉄」でありながら、大回り乗車をはじめたのは2012年のこと。理由は「大回り乗車のことをよくわかっていなかった」。大回り乗車初体験で「こんなに楽しいならもっと早くしておけばよかった!」と後悔。大回り乗車を知らない多くの人にその素晴らしさを知ってもらいたくて、ブログ「JR大回り乗車ガイド」を開設。「JR大回り乗車ガイドブック」の提供やメールマガジンの配信、大回り乗車体験会の開催などで、大回り乗車の”布教”に力を入れている。