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祝・名松線復旧! 近鉄大阪線・名張駅~名松線・伊勢奥津駅 乗り継ぎガイド

 2016/04/18 乗り継ぎガイド 東海
この記事は約 5 分で読めます。 1,996 Views
伊勢奥津

2009年の台風被災で不通となっていた名松線の家城~伊勢奥津間が6年半ぶりに運行を再開しました。そこで、復旧区間の乗車にプラスして、名張~伊勢奥津間のバス乗り継ぎを実踏してきました。

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運行情報

  • 運行会社: 三重交通バス
  • 運行経路: 名張駅前(西口)~敷津~奥津駅前
  • 所要時間/運賃: 約70分/1,070円(名張駅前(西口)~奥津駅前)
  • 運行本数: 1日1往復
  • 参考リンク: 三重交通 路線バス・時刻運賃検索にて、停留所名を「名張駅前」「奥津駅前」で検索

地図

※ 運行経路は実際と異なる場合がありますので、おおよその目安としてご覧ください。

乗車記

概要

  • 乗車日:2016年4月9日(土曜日)
  • 乗車経路:伊賀上野 8:54発-(伊賀鉄道)→伊賀神戸 9:24/9:43-(近鉄大阪線)→名張 9:53/名張駅前(西口)10:10-(三重交通)→杉平 11:09-(徒歩・約2km)→真福院(三多気の桜)11:40/12:05-(駐車場行きシャトルバス)→フットパーク美杉 12:20-(徒歩・約3km)→伊勢奥津駅 12:45/13:06-(名松線)→一志 14:11着

一日一便の貴重な連絡バス

名松線はその名が表す通り、松阪と名張を結ぶことを目指した路線であったが、近鉄大阪線が先に開業したことで建設の意義が失われてしまい、伊勢奥津で行き場をなくした格好になっている。

iseokitsu_renraku

名張~伊勢奥津の未成区間を、かつては1日3往復の定期路線バスが走っていたものの、現在はわずか1往復のみとなっている。しかも、伊勢奥津発の名張行は7時11分発で、名松線の下り始発列車に乗っても接続することができない。実質的に乗り継ぎ可能なのは、名張駅前17時15分発、伊勢奥津駅前18時24分着の1本のみである。これに乗れば、18時58分発の名松線の列車に乗り継ぐことができるが、この時間だと日が長い夏場でもすぐに暗くなってしまうから車窓の楽しみは限られてしまう。

「三多気(みたき)の桜」臨時バスに救われる

そんなことをツイートしてみたら、某氏から耳寄りな情報が寄せられた。4月9日、10日の2日間限定にはなるものの、伊勢奥津駅からほど近い桜の名所である「三多気の桜」へアクセスするための臨時バスが、伊勢奥津連絡バスを増発する形で運行されるという。

私はまさに4月9日に名松線を訪れる予定だったので、名張駅10時10分発の臨時バスに乗ることにした。せっかくなので途中下車して三多気の桜を愛でたいと思う。

名張駅から「三多気の桜」へ

盲腸線に乗るのなら、列車で終着駅へと近づいていくのが一番ワクワクして楽しいのだけれど、今回は時間の都合でバスで終着駅にアクセスすることにした。伊勢奥津から名張方向のバスは以前乗ったことがあるので重複を避ける意味もある。

名張駅西口バス停

敷津経由、奥津駅前行のバスは名張駅西口から発車する。三重交通の券売所と待合所を兼ねた建物があるので迷うことはない。

10時10分発の奥津行き臨時バスに乗り込もうとしたら、一人の女性がバス停の職員に英語で「三多気の桜へはこのバスでいいですか?」というようなことを尋ねている。こんなところの臨時バスを調べて一人でやって来るとは素晴らしい行動力だ。職員さんも「英語を勉強しなきゃ~」と笑っていた。

比奈知ダム

名張駅とその次の停留所で合わせて11人のお客を乗せたバスは、道幅の広い国道ではなく住宅が密集したせまい旧道をゆっくりと進んでいく。市街地を抜けて山の斜面を登っていくと、不意に巨大なダムが現れた。名張川をせき止めた比奈知ダムである。ここから国道368号線に入る。

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名張川沿いに作られたこの国道は2車線の快適な道路だったが、上流部まで来ると昔ながらのセンターラインのない細道になってしまった。少し開けた太郎生(たろお)の集落で二人下車した。

国道368号線の杉木立

深い杉木立の道は薄暗い。かつてこの路線バスに乗ったときの印象と同じことを思った。道の駅・御杖(みつえ)が見えたらすぐに敷津のバス停についた。ここでも二人が降りて行った。不安になったのか、先ほどの外国人女性が運転手さんに「目的地はまだですか?」と聞いている。「あと少しですよ。」という答えを聞いて席に戻っていった。

三多気の桜の最寄りである杉平(すぎひら)のバス停に到着。このまま乗って行けばあと10分で伊勢奥津駅に到着できるが、私は予定通り途中下車。そこから急坂を30分かけて歩いて登っていったものの、お目当ての桜は盛りを過ぎていた。

三多気の桜

三多気から伊勢奥津駅まではイレギュラーな方法で、無料シャトルバスで臨時駐車場があるフットパークというところまで行き、そこから徒歩(約3km、25分)で伊勢奥津駅に向かった。通常期の乗り継ぎとしては参考にならないので詳細は割愛します。

そして伊勢奥津に到着

そんなこんなで伊勢奥津駅に着いたのは12時40分。名張駅を出てから2時間半の旅でした。名松線の終端にある給水塔は、この日見た中で一番の見事な桜で彩られていました。

伊勢奥津駅の給水塔と桜

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ライター紹介 ライター一覧

mizochi

mizochi

1971年1月生まれ、大阪府在住の鉄ちゃんです。少ない休日に一つでも多くの鉄道路線に乗る方法として、いわゆる盲腸線(行き止まりの路線)の終点からバスや船を利用して他の路線につなぐ「抜け道探し」に夢中になり、いつしか「抜け道探し」とその踏破が旅の主目的に。
1999年にウェブサイト『終着駅のない旅』を開設。2004年にJR全線完全乗車達成。現在はJR以外の鉄道全線完乗を目指して活動中。2016年からJR全線乗りつぶし・2周目を開始。