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(妄想)被災鉄道路線にDMVを使えないのだろうか?

 2011/05/04 乗りテツ最前線
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JR東日本の社長が被災路線を「責任を持って復旧させる」と発言したそうですが、そうは言っても全線の復旧には年単位の時間と莫大なコストがかかることは明らかである。

完全復旧までの「つなぎ」として、JR北海道が開発・試験を行っていたデュアルモードビークル(DMV)の導入を検討してはどうだろうか。三陸地方の輸送密度を考慮すればDMVでも不足はないように思われる。被災を免れたり早期に復旧した路線は鉄道として、復旧工事中の区間はバスとして走らせればよい。場合によっては鉄道の復旧はあきらめざるを得ない区間も出てくるかもしれないが、DMVがあれば使える区間を残しておけるから全区間が廃止にならずに済む。

車両を量産しなければならないが、流された線路を高台へ移して一から構築するよりは早く安くできるのではないか。シロウト発想なので難しいことは当然あるかと思うが、それができないのであれば、何のためのDMVなのかということになる。

運転手の確保も問題だ。鉄道とバス。それぞれの運行をどのように担当するのか私にはわからないが、鉄道会社とバス会社の協力も必要になりそうだ。

運行の許認可の問題。技術的なことよりこちらの方がハードルが高いかもしれない。おそらくこういう新しいことをやろうとすると、融通の利かない連中が「被災地の道路事情が悪いから」とか「前例がないから」とかいって、事勿れに終わらせるかもしれないから。

日本には素晴らしい技術があるのにそれを活用することにものすごく消極的だ。原発事故の対応を見ても、国産ロボットがあったのに外国のロボットをわざわざ持ってくる愚かさ。原発事故は大きな失点だったが、その後の対応で日本の技術力をアピールすることができたはずなのに!

日本の鉄道技術を世界にアピールするため、そしてなによりも、被災地の交通の早期復旧のために、DMVの積極的な活用を望む。

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ライター紹介 ライター一覧

溝口光徳

溝口光徳

1971年1月生まれ、大阪府在住の鉄ちゃんです。少ない休日に一つでも多くの鉄道路線に乗る方法として、いわゆる盲腸線(行き止まりの路線)の終点からバスや船を利用して他の路線につなぐ「抜け道探し」に夢中になり、いつしか「抜け道探し」とその踏破が旅の主目的に。
1999年にウェブサイト『終着駅のない旅』を開設。2004年にJR全線完全乗車達成。現在はJR以外の鉄道全線完乗を目指して活動中。2016年からJR全線乗りつぶし・2周目を開始。