新しくて懐かしい「旅」

新潮社の雑誌「旅」といえば今年の3月号で休刊になったが、あれから3か月…。別冊として「旅」の名を冠して再登場である。過去の記事の再録や回顧録ではなく、新作揃いであるのでお間違えのないように。

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「鉄道ファン大全」と銘打たれたこの別冊。「日本鉄道旅行地図帳編集部 編」と付記されているのが意味深だが期待を誘う。タイトルの通り、鉄道そのものではなく、鉄道を愛好する人たちの姿を通して鉄道の魅力を浮き彫りにしようとする趣向である。

乗り鉄、撮り鉄に収まらず、さまざまな鉄道の楽しみを取り上げられているが、そこかしこに「宮脇俊三」の名前をお見かけするのはやはり「旅」ならではといえよう。

本書の中に「鉄道趣味メディア大増殖」と題して昨今の鉄道本バブルについての記述があるくらい、大量の鉄道本や鉄道特集の記事が巷にあふれている。しかしその多くはどれも似たり寄ったりの感は否めない。鉄道本バブルのさなかに、鉄道・旅ジャーナリズムの老舗である「旅」が休刊となってしまうとは、まことに皮肉な現実といえまいか。

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