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鳥取の小さなローカル線・若桜鉄道を乗りつぶす|大阪からクルマで日帰り旅行

 2011/06/05 乗り尽くし紀行 中国地方
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若桜鉄道

高速道路休日1000円の特別割引が2011年6月19日(日)をもって終了するらしい。「らしい」とつけたのは、この期に及んでも明確なアナウンスがされていないから。でも間違いなさそうだ。

この政策の是非についてここでは語らない。ただの急な思い付きで、終了前の駆け込みで奥さんと二人で日帰りドライブに行ってきた。行先は鳥取。未乗のまま残っていた若桜鉄道を乗りに行く。

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大渋滞を迂回 高速1000円の恩恵薄く

6月4日土曜日。関西は例年より2週間も早い梅雨入りだったが、この日は雨も一休み。朝8時に中国吹田インターまで来てみると電光掲示板に西宮山口JCTを先頭に18kmの渋滞と表示されている。多少の渋滞は覚悟していたが18kmは絶望的な長さだ。同じ思惑の人がこんなにもいるのかと呆然とした。

ともかく「18kmの渋滞の後ろに並ぶのはイヤだー!!」ということで名神高速で西宮へ。阪神高速神戸線・第二神明・加古川・姫路バイパスというルートで西へ向かう。途中で断続的な渋滞は避けられなかったが、このルートを通るのはかなり久しぶりなので楽しんで走れた。龍野から北上し、山崎から国道29号線を通って若桜に到着したのは13時ちょうど。遠回りしたのと渋滞の影響で、5時間を要した。ルート変更で有料区間が短くなったので高速料金は250円トクしたに過ぎなかった。

生ける文化財 若桜鉄道

道の駅「若桜」の手前の信号を左折して400mほどで若桜駅に到着。駅の隣りに鉄道利用者用の無料駐車場があるのでここに停めさせていただく。

↓駅隣りの無料駐車場風景
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↓若桜駅の木造駅舎。
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若桜駅11時25分発の列車に余裕で乗れると思っていたのだが、その次の13時18分発に間に合うのが精いっぱいだった。若桜鉄道は途中駅はすべて無人駅だがこの若桜駅には駅員がいて窓口で切符を買うことができる。郡家(こおげ)駅まで往復乗車するので一日乗車券を購入。手渡されたのは『若桜線開業八十周年記念 一日乗車券』という台紙に硬券がセットされた立派な切符だった。でも料金は760円で、普通往復運賃820円よりも安いという素敵な切符です。

郡家方から来た列車は10分間の停車ののち鳥取行として出発した。お弁当を持参してきたが途中で食べる暇がなかったので列車のボックス席で弁当箱を開けた。のどかな車窓風景を眺めながらおにぎりを頬張る。至福のひとときだ。途中駅の駅舎の多くはおそらく建造当時のままの木造で、駅舎マニアならずともその歴史的造形に視線を奪われる。

丹比駅と八頭高校前駅でそれぞれ20名くらいの高校生が乗り込んできて賑やかになった。ローカル線でよく出くわす光景だが、大事なお得意様である。

郡家駅に到着。列車はJR因美線に乗り入れて鳥取まで行くが、私達はここで降りて次の若桜行きを待つことにする。

郡家駅で折り返し

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郡家駅はJR因美線と若桜鉄道の接続駅だが駅舎にはJRの表示しかない。もっともこの駅を利用する人はそんなことは先刻承知しているだろうから不都合はないのだろう。鳥取まで3駅・15分ほどしか離れておらず、特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」も停車する要衝の駅だが、そんなオーラは全く漂っていない。

若桜行の列車が来るまでの待ち時間に駅周辺をうろついてみた。国道29号線のあたりまで行くと少し街らしい雰囲気を感じられたが、駅まで戻ると時間が止まっているような錯覚に襲われる。

再び若桜へ

列車の先頭にもウサギの絵が。因幡の白兎にちなんでいるのだろうが、行く先々で兎のキャラクターをいろいろ見かけた。これは若桜鉄道ではなくJR因美線・智頭行の列車。

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一度乗った区間を戻るとき、所要時間は同じはずなのになぜか最初よりも時間が短く感じる。”慣れ”なのだろうか。行きとは逆サイドの席に座って反対側の車窓風景に目を凝らす。

若桜駅に到着すると、周辺の様子をカメラに収めてから道の駅「若桜」に立ち寄る。国道29号線に面しているが駐車場に車は少ない。鳥取自動車道の開通でこのルートを通る観光客が減ったのかもしれない。

鳥取大砂丘へ

16時。今から大阪へ帰っていくとまた大渋滞に巻き込まれるのは必至だ。時間を潰してから帰ろうかということで鳥取砂丘へ行くことにした。私は今までに2回行ったことがあったが奥さんは行ったことがないという。若桜から1時間で到着。久しぶりに見た砂丘は記憶のものと大きく変わらなかったが、実物の迫力にはかなわない。「おーーっ!」と思わず声を出してしまう。

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日本海に沈む夕陽。波打ち際まで距離があるのに波の音が地鳴りのごとく響いていた。

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奥さんが裸足の方が気持ちいいというのでしぶしぶ裸足に。やってみたら、うん、確かに気持ちいい!

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足の裏全体で地面をつかんで歩いているというのがわかる。砂で磨かれたおかげで足がスベスベになった。砂は乾いててサラサラなので手で払うだけできれいになった。

無料の鳥取自動車道

18時過ぎに鳥取砂丘を跡にして大阪へと帰る。運転を奥さんに代わってもらって私はしばし休憩。こういうとき運転を頼めるのは本当にありがたい。

帰路は最近開通したばかりの鳥取自動車道を通ることにした。対面通行で制限速度70km/hの自動車専用道路だが、全線無料となっている。一部区間が未完成で一般道路を経由しているものの、走行ペースが極端に落ちるようなこともなく走りやすい。地図で見るともろに智頭急行線と同じルートを辿っており、高速バスとの競争激化が懸念される。

加西サービスエリアで再びハンドルを握り、渋滞が解消した名塩の急坂を快調に下って22時自宅に到着。帰りは鳥取砂丘から自宅まで所要3時間半。高速料金は2,000円のトクだった。

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ライター紹介 ライター一覧

溝口光徳

溝口光徳

1971年1月生まれ、大阪府在住の鉄ちゃんです。少ない休日に一つでも多くの鉄道路線に乗る方法として、いわゆる盲腸線(行き止まりの路線)の終点からバスや船を利用して他の路線につなぐ「抜け道探し」に夢中になり、いつしか「抜け道探し」とその踏破が旅の主目的に。
1999年にウェブサイト『終着駅のない旅』を開設。2004年にJR全線完全乗車達成。現在はJR以外の鉄道全線完乗を目指して活動中。2016年からJR全線乗りつぶし・2周目を開始。