第3回 大阪近郊区間・大回り乗車体験会は新緑の和歌山線・万葉まほろば線をめぐりました|2017年5月28日開催

2017年5月28日に、第3回『大回り乗車体験会』を開催しました。9名の参加者とともに、今回は新緑の季節ということで和歌山線・万葉まほろば線をめぐりました。初夏を思わせる陽気のなか、おしゃべりしたり、写真を撮ったり、お菓子をつまんだりしながら、大回り乗車の旅を楽しんでいただきました。その模様をレポートします!

目次

今回の乗車コース

大阪駅から紀州路快速に乗車して和歌山へ行き、和歌山線、桜井線、奈良線と乗り継いで、京都から新快速で新大阪へと戻ってくる一筆書きコースです。

160円でおよそ7時間の大旅行となります。

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大回り乗車体験会の参加者

今回は男性7名、女性1名と溝口の合計9名の参加でした。

大阪駅集合でしたが、途中の阪和線・和歌山線沿線にお住まいの2人の方が和歌山駅で合流されるなど、関西の広範囲から”大回り乗車”というキーワードで集まった皆さんと一緒に旅をすることができました。

大回り乗車体験会・スナップ写真集

紀州路快速が予想外の大混雑!そのわけは…

大阪駅に集まった7名は大阪環状線のホームへ。いつも通り混雑しています。我々が乗るのは紀州路快速なので、後ろ4両に狙いを定めます。

大阪駅から座れなくても、途中駅で人の入れ替わりが多いので座れると思っていたのですが…。

堺市駅を過ぎても乗客が減る気配なし。よくみてみると「NEVERLAND」というロゴが入ったグッズを持っている女の子が多いことに気づきました。

そこで「NEVERLAND 和歌山」で検索してみたら、ようやく混雑の理由がわかりました。

和歌山ビッグホエールでジャニーズの人気グループ・NEWSのコンサートがあるんですね。和歌山駅到着まで彼女たちの楽しそうな話し声が途切れることはありませんでした。

青空が広がった阪和線の車窓

車内の混雑をよそに、列車は日根野駅を過ぎてのどかな風景のなかを走ります。

和泉山地の分水嶺をトンネルで抜けて、和歌山平野へと坂をくだっていきます。

和歌山平野をうるおす紀の川。広い川面が青く染まっています。

 

和歌山駅到着・和歌山線ホームの待合室でお弁当タイム

出口へ向かう女子たち。コンサート楽しんできてね~♪

和歌山駅ホームにあった駅そばのお店は2016年1月で閉店になったそう。

中央改札横にあるエキナカ唯一の売店にはおみやげものとお菓子程度のものしか置いていないので、ここでの食料補給は期待できません。

和歌山線のホーム(8・7番線)にあった待合室でお昼を食べることに。エアコンつきで快適です。

私のお昼ごはんは大阪駅で買っておいた淡路屋の「ひっぱりだこ飯」。大阪でも和歌山でもなく、西明石駅の駅弁を選んだ理由は「食べたことがなかったから」(笑)

食べ応えのある蛸の足でした。器はもちろん持ち帰りました。

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和歌山電鐵のたま電車を目撃!

和歌山線のホームのとなりに和歌山電鐵のホームがあります。

タイミングよく、たま電車が入線。柵がちょっと邪魔だなあ(苦笑)。

でも、和歌山駅から合流のKさんが差し入れしてくれた「たま&ニタマドロップス」で、たまとニタマの愛らしい姿を見ることができました。

こちらがニューフェイスのニタマちゃん。「私もこれ欲しい~」という参加者続出でした。

 

和歌山線でふたたび紀の川を渡る

和歌山駅でお二人合流して、9名になりました。ここから奈良駅まで同じ列車に約3時間も乗りっぱなしです。

さきほどの紀州路快速と違ってのんびりムードですが、横長のロングシートしかないのは残念。

単線の鉄橋で、ふたたび紀の川を渡ります。

堰からこぼれ落ちる白い水流が涼しげですね。

ペイントアートが楽しい和歌山線の駅

和歌山線の各駅では、写真のようなペイントアートがたくさん描かれています。

地元の学校の生徒さんが描いているそうですが、味わいのあるタッチでなごませてくれます。

窓から身を乗り出しているような女子生徒の絵。よく描けていますね。

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橋本駅で南海高野線・特急こうやに遭遇

南海高野線との接続駅の橋本で、特急こうやに遭遇。ホームには外国人の姿も多く見られました。

閉店していた五条駅のキオスク

五条駅の改札脇にあったキオスク跡。シャッターはいつから開いていないのだろうか。

北宇智駅のスイッチバックの名残り・旧ホーム

2007年3月までは関西で唯一、スイッチバックがある駅だった北宇智駅。現在は旧駅への線路をふさぐ形で新ホームが設けられています。わずかな停車時間にパチリ!

吉野口駅で近鉄吉野線の列車を撮影

吉野口駅では行き違い待ちの時間があったので、ホームの先まで走って近鉄とJRの車両を撮影。なかなか忙しい(笑)

 

高田駅で長時間停車、でも売店なし

和歌山駅から2時間以上かかって、和歌山線と桜井線(愛称:万葉まほろば線)が接続する高田駅に到着。ここで18分間の大休止。しかし、エキナカに売店はありません。

「たま&ニタマドロップス」を差し入れてくれたKさんとはここでお別れ。

万葉まほろば線の車窓・大和三山と三輪山

列車は高田駅でスイッチバックして桜井線経由で奈良駅へ向かいます。

車窓から大和三山の畝傍山(うねびやま)、耳成山(みみなしやま)、天香久山(あまのかぐやま)を遠望しますが、いずれも標高200mに満たないため、山というより小高い丘のように見えます。

三輪駅の駅名票の背後に見えるのが三輪山です。古来より信仰の対象で、山自体が御神体なのだそうです。車内から参拝。

宇治川に架かる宇治橋を眺める

奈良で京都行きのみやこ路快速に乗り換え。転換式クロスシートの221系電車はすいていました。

宇治駅を過ぎると右手の車窓に宇治橋が。参加者も目を凝らしてその姿を眺めます。

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新大阪駅に予定通り到着

いよいよラスト走者。京都からは新快速で新大阪へ、わずか25分の乗車です。

ゴールの新大阪駅ホームに降り立った参加者たちの後ろ姿。

きっぷは記念にいただいて帰りました。参加の皆さん、お疲れさまでした!

第3回 大回り乗車体験会は無事終了しました

以上のように、第3回大回り乗車体験会もこれまで同様、列車の遅延やトラブルなく無事終了することができました。

大回り乗車をするのが初めての方や、一人で大回り乗車をしたことはあるけれど、グループで出かけるのは初めてという方など、さまざまな初めてをこの体験会でお手伝いできたのかなと思います。

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