接続駅名 | 芸備線・玖村駅 ←→ 可部線・梅林駅 | |
おすすめ度 | ★(気が向けばどうぞ) | |
利用しやすさ | 駅間距離が近いので散歩がてらつないでみてください。 | |
地図 | 梅林駅付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
・徒歩 約1.5km、徒歩20分 |
訪問日 | 2002年10月17日(玖村駅から梅林駅まで歩きました)
広島1555発−(1862D)→玖村1616着−(徒歩)→梅林1645着/1710発−(784M)→大町1718着 |
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乗車記 | 広島駅から北東へ延びる芸備線と北西へ延びる可部線。全く別方向へ向かう2つの路線が、途中まで実はごく近いところを走っているというのは地図を見るのが好きな方ならばお気付きかと思います。芸備線の玖村駅と可部線の梅林駅付近では太田川を挟んで直線距離で400mほどしかありません。駅や橋の位置関係で実際に乗り継ぐ場合の最短距離は1400m近くになってしまうのですが、それでも苦もなく歩けそうな距離です。
2002年10月17日。出張で広島に来ていた私は運良く午後の半日の空き時間に恵まれた。そこで前々から気になっていた芸備線・玖村駅〜可部線・梅林駅間の乗り継ぎを実行することにした。この乗り継ぎは盲腸線の短絡とは違うのでオマケのようなものですが、全く別方向へ向かうはずの2つの路線が実はごく近いところを走っているという意外性を実体験する面白みはあります。 帰宅途中の大勢の生徒達に混じって、スーツ姿の私は玖村駅に降り立った。芸備線はこの辺りでは太田川の左岸に沿って走っており、太田川の堤防が防音壁のように西側の眺望を遮っている。芸備線を跨ぐ高架橋から堤防に上がって広島方向を見ると、500mほど前方に一本の橋が架かっているのが見えた。高瀬大橋という橋で、その直下に水門があって幅の広い太田川を堰きとめていた。高瀬大橋に立って北側を見ると、川幅一杯の巨大な水溜りができていて、水門の南側は細い幾筋かの流れと大きな中州が見えた。その先には山陽自動車道の高架橋が見えた。 橋を渡ってまっすぐ歩いていくと、高瀬堰入口という交差点に突き当たる。左右に延びている道路は国道54号線で交通量も多く、通りに沿ってファミリーレストランやコンビニなどが点在している。この交差点を渡って左折し100mと少し歩くと梅林駅入口という交差点があった。コンビニ(ポプラ)の角を右に曲がると幅の狭い道路の奥に踏切が見えた。国道沿いの賑やかさとは対照的に、梅林駅はこじんまりとした駅で、駅にはキオスクはないが駅のすぐ傍にある小さな商店で菓子や雑誌を売っていた。 玖村駅から梅林駅まで30分近くもかかってしまった。靴底が薄いビジネスシューズを履いていたのが災いし、足の裏が痛くなってしまったのが原因だ。それでも歩いてみてその距離の近さを実感できたのは良い収穫だった。芸備線のディーゼルカーから可部線の電車に乗り換えて大町駅へ向かいました(アストラム・広域公園前〜山陽本線・五日市駅乗り継ぎへ)。 芸備線・向原駅〜可部線・可部駅 |
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投稿情報 | 【投稿日】 2012/12/ 2 ★情報提供: やや鉄 様 徒歩連絡は私もこの夏に実践しましたが、こちらでも軽く触れられているように、梅林の地名由来がやたら気になりました。地図を見ると周辺地名は明らかに“八木”で、可部線の隣駅は“上八木”なのになぜだろう? そこで調べてみた所、かつて「八木梅林」という梅林があったとの事。どうやら駅近くにある八木梅林公園がその場所らしく、それが駅名の由来のようです。 |
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データ | 省略 | |
駅周辺の様子 | 【玖村駅】 駅にキオスクなし、駅前にコンビニやスーパーもなし。ピザの店はありました。客待ちのタクシーあり。 【梅林駅】 |
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その他の情報 (観光情報) |
【その他の芸備線〜可部線間の乗り継ぎ】 上記の玖村駅〜梅林駅の乗り継ぎの他に、 (1)安佐大橋で太田川を渡る安芸矢口駅〜緑井駅(約1.5km)間 (2)深川橋で三篠川を、根の谷川橋で根之谷川を渡る、下深川駅〜中島駅(約1.6km)間 も徒歩での乗り継ぎが可能と思われます。 |