接続駅名 | 日高本線・様似駅 ←→ 根室本線・帯広駅 | |
おすすめ度 | ★★(おすすめ!) | |
地図 | 様似駅付近> Mapionの地図を開く | |
利用しやすさ | バスの移動だけで4時間以上かかる、運賃が4,170円かかる、広尾でバスの乗り換えがある、ということで利用しにくい面もありますが、たまにはバス旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?車窓風景も素晴らしいですよ! | |
接続交通手段
時刻表 |
・路線バス(JRバス):様似駅〜襟裳岬〜広尾 日高本線・様似駅から襟裳岬を経由して旧広尾駅まで約2時間かけて結びます。運賃\2,340。様似駅から襟裳岬まで往復する場合は往復割引乗車券が様似駅で発売されているそうです。通常往復2,600円が1,800円になります。 ・路線バス(十勝バス):広尾〜幸福〜帯広 【十勝バス・ホームページ】 |
訪問日 | 2002年5月2日(様似駅から襟裳岬、広尾、幸福を経由して帯広駅まで乗車)
函館2330−(快速ミッドナイト)→苫小牧525/550−(2221D)→静内727/1001−(2225D)→様似1124/1135−(JRバス)→襟裳岬1232/1457−(JRバス)→広尾1556/1609−(十勝バス)→幸福1732/1832−(十勝バス)→帯広1920着 |
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乗車記 | 2002年5月2日。日高本線完乗とその先の襟裳岬、広尾、そして根室本線・帯広駅を目指して快速「ミッドナイト」から苫小牧駅に降り立った。これまでいろいろな乗り継ぎを試みてきましたが、昼行の路線バスでこれほどの長距離を移動するのは初めて!北海道のスケールの大きさを実感します。 静内で乗り継いで様似駅までやって来た。次のえりも行きのバスは11分の待ち合わせ。時間がないのであわてて駅周辺の様子をカメラに収めた。ゴールデンウィーク中のせいかバスを待つ人も多かったが、やって来たバスは大型の観光バスだったので席には余裕があった。出発するとそれまでの日高本線と同様に海沿いの道を走りますが、5分ほどで山側に道を折れてアポイ山荘、アポイ登山口を経由する。アポイ山荘は老人の保養施設になっているらしく、お年寄りが何人か下車して行った。再び海沿いの道、国道336号線に復帰すると、延々と太平洋に沿って襟裳岬へと向かう。私は飽きもせず海を眺めていましたが、いつのまにか眠りに落ちてしまった。ふと気がつくとバスが停車していて下車する人が通路に並んでいた。停留所名を確認するともう襟裳岬に着いているではないか!あわてて荷物をまとめてバスから降りた。 外に出ると猛烈な風が吹き荒れていた。天気は快晴だったが、岬の周りは年中風が強いようです。強風の中、岬周辺を散策した後、バス停近くの土産物店の食堂に入って昼食を摂った。焼魚定食(\1,300)を頼んだら、「ほっけ」が丸一匹分出てきたのでボリューム満点。食べ応えがありました!「ビールが飲みた〜い!」という衝動に駆られましたが、また眠り込んでしまいそうなので渋々あきらめた。ゆっくりと昼食を楽しんだものの、次の広尾行きのバスまではまだ一時間もある。再び岬のほうへ行ったり土産物店を覗いたりしてなんとか時間をつぶした。 ようやく広尾行きのバスがやってきた。今朝、同じバスで様似から襟裳岬までやって来た観光客の多くは様似へ引き返したようで、広尾行きのバスに乗りこんだのはたったの4人だけだった。岬の東側を海沿いに北上して行く。最初は百人浜の開放的な景色の中を気持ちよく走っていたが、やがて急峻な岩山が海際まで迫る地形に変わっていた。トンネルやロックシェルターが連続し、それまで穏やかに見えていた海も荒々しい姿に様変わりした。この道は“黄金道路”という別名があるそうで、その由来は、この道を開通させるために莫大な費用がかかったからとのこと。トンネルの道は広尾の市街地に入る直前まで続いていました。 旧広尾駅前に到着。次のバスで帯広へ直行する予定だったが、なんとか体力が残っていたので途中の幸福駅に立ち寄ってみることにした。十勝バスの切符売り場はかつての広尾駅の駅舎で、購入した切符は鉄道の硬券そっくりだった。当然これも下車するときにことわって記念に持ち帰りました。帰宅する生徒達で賑やかだった車内も徐々に閑散としてきた頃、幸福に到着。下車したのは私一人だった。 陽が完全に落ちた頃、帯広駅に到着した。とても長い一日でしたが、体で北海道の広さを実感した“幸福な”一日でした。 |
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投稿情報 | 【投稿日】 2005/9/14 |
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データ | 【日高本線】 |
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駅周辺の様子 | 【様似駅】 駅前にバス停あり。駅周辺には目立った商店はなかった。 【旧広尾駅】 【帯広駅】 |
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その他の情報 (観光情報) |
<情報不足のため割愛> |