接続駅名 東海道本線・三ノ宮駅 ←→ 予讃線・高松駅/高松琴平電鉄・高松築港駅
おすすめ度 ★★(おすすめ!)
利用しやすさ 旅客のみ(自動車なし)の場合は予約なしで乗船可能。ただし、席の取り合いになるので早めに並ぶことをおすすめします。通常運賃でも十分安いですが、各種割引制度があるので利用するほどお得になります。無料送迎バスの存在もうれしい。
地図 神戸・新港第3突堤付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
・フェリー(ジャンボフェリー)
所要時間3時間40分。運賃\1,790(片道)。往復割引もあります。神戸、高松ともに無料送迎バスがあります。

【ジャンボフェリー】
時刻表、乗り場の案内と各種割引制度の案内があります。
http://www.ferry.co.jp/index2.htm

訪問日 2004年8月13日(三ノ宮駅から港まで徒歩。神戸三宮港から高松東港まで乗船。高松東港からJR高松駅前まで無料送迎バスに乗車)

大阪2240発−(新快速)→三ノ宮2301着−(徒歩15分)→神戸三宮港2320着/030発−(ジャンボフェリー・こんぴら2)→高松東港410着/435発−(無料送迎バス)→高松駅450着/517発−(特急いしづち1号)→八幡浜856着−(徒歩15分)→八幡浜港915着/940発−(宇和島運輸・あかつき2)→臼杵1155着−(徒歩15分)→臼杵駅015着/1240発−(特急にちりん9号)→延岡1404着・・・

乗車記 この乗り継ぎ情報は、よしのりさんからの投稿情報が大変役に立ちましたので、まずそれをご紹介します。

(投稿本文)
神戸・三宮港から高松東港へ夜行便を使ったことがあります。帰りは昼行便です。 かなり眠ることができませんでした。私は23:30発の三ノ宮駅発のバスで移動したので、いいところが取れず、椅子になりました。船にはまったく酔わないのですが、うとうとして「出航」の放送、またうとうとしてから「入港」の放送となり、出航時間から入港30分前までが眠ることのできる時間帯となります。カーペット席が取れないと、かなりつらかったです。 前もって眠っておけばかなり楽になりますが、金曜の夜に移動したので、翌日は体がぼろぼろでした。(投稿本文終わり)

瀬戸大橋、そして明石海峡大橋開通後も、神戸と高松をむすぶ海の道をつないでいるジャンボフェリー(旧加藤汽船)。このフェリーは1日5往復の便があり、そのうちの1便は夜行便となっていて格安で移動と宿の確保ができるので、チープトリッパーにはありがたい存在です。ただ、こういうことを考えるのは自分だけではないので、よしのりさんの投稿からも読み取れる通り、休日前などは相当な混雑になるようです。

2004年8月13日23時にJR三ノ宮駅に到着。ここから、フェリー乗り場の神戸三宮港第三突堤まで歩いていく。お盆休みの混雑が予想されるので、23時30分発の無料送迎バスよりも先に港に着いてしまおうという作戦である。駅から南へ延びる広い通り<フラワーロード>は、車の通行は多いものの、深夜のため歩行者の姿はほとんどなく、気味の良いものではない。途中のコンビニに立ち寄って、夜食を補給した。阪神高速道路の高架をくぐると、そこは日本一短い国道として有名な国道174号線(187.1m)だった。看板が立っていたのでそれと気づいたが、一瞥しただけで港へと急いだ。

駅から南へまっすぐ歩いてきた突き当りがフェリー乗り場なので、道順は簡単です。フェリーに乗船する車が続々と港に入って行くのを見ながら、「もしや、すでに遅いのか?」と急ぎ足でフェリーターミナルに向かった。23時20分、三宮港着。乗船券売り場は意外にも空いていて、すぐに乗船券を買うことが出来た。売り場の2階が待合所になっていて、ここにはたくさんの人がいた。それでも、空席のベンチがあったのでそこに腰を下ろして、夜食のサンドイッチを頬張りながらビールを流し込んだ。乗船口は3階にあり、気の早い人たちが荷物を置いて並んでいたが、それも大した人数ではなかった。「これなら問題なく席を確保できそうだな・・・」と思っているあいだに三宮駅からの送迎バスが到着したらしく、階下がざわざわしだした。あわてて乗船口の列の最後尾にすべりこんだ。列はまたたく間に延びて、建物の外まで出てしまったようである。

0時頃、乗船口の扉が開いて改札が始まった。船に入ると一目散にカーペット席を目指す。乗船口の一階上は二等座席。もう一つ上の階に女性専用席とカーペット席(二等和室)があります。私はほぼ最初の方でカーペット席に入ることが出来たので、余裕で寝場所を確保することが出来た。それにしても、ほんの2〜3分のあいだにカーペット席が埋まってしまったので競争は熾烈です。感心したのは、旅慣れた家族連れなどが持参したバスタオルを広げて場所取りをしていたこと。本当にあっという間に、無駄な余地もなくきれいに席が埋まりました。ちなみに、船内での毛布、枕の貸し出しはありません。私は持参した大型時刻表にタオルを巻いて枕にして寝ました。冷房の加減は私には丁度良かったですが、心配な方は上着や大きめのバスタオルなどを用意されると良いでしょう。また、深夜でも減光されませんので、必要な方はアイマスクを用意してください。

船窓から神戸港の美しい夜景を眺めることもなく、出港する頃にはすっかり眠りに落ちていた。一時間おき位に目が覚めたものの、すぐに眠りに戻ることが出来たので、予想外によく眠ることが出来た。午前4時前になんとなく目が覚めて、寝ぼけ眼で辺りを見回してみると、船室にぎっしりの老若男女が、思いっきり無防備な表情で眠りこけていた。到着10分前の午前4時丁度に下船の案内放送が入った。それを合図に、泥のように眠っていた人たちが一斉に起き出した。

徒歩客の下船が始まったのは4時20分頃。フェリーターミナルの外に出て、送迎バスに乗り込んだ。バスは4時35分に発車したが、フェリーから降りてきた車が集中したため、ちょっとした渋滞が起きていた。といっても、それは最初の信号までのことで、そこを抜けると順調に走り出した。港から10分ほどで高松築港駅前に到着。そこから3分ほどでJR高松駅近くの高松港旅客ターミナルビルの前で降ろされた。どうして駅前まで行かないのか不思議だが、無料だからあまり文句は言えない。下車した場所から高松駅までは約200m、歩いて3分ほどで、4時50分頃に到着した。4時58分発の今治行き普通列車には間に合います。私はその列車を見送ってから、5時17分発・宇和島行きの特急いしづち1号に乗り込んだ。

次は八幡浜で下車して船で大分県・臼杵へ渡った。

投稿情報 【投稿日】 2006/4/10
★情報提供: ゆう 様
カーペット席確保のため無料バスを利用せず、琴電の沖松島駅から歩きました。鉄道利用の場合は沖松島駅が最寄です。駅から北へ向かってゆっくり歩いて20分ほどで、途中、駅を出た直後とフェリーターミナルの手前にコンビニがあります。ただし女性一人で深夜便を利用する場合は、駅前にタクシーもいませんので、高松駅からのバスを利用したほうが安心でしょう。

今回は深夜便を使いましたが、乗船手続き開始は出港の30分前からです。また、三ノ宮港の到着が20分ほど遅れましたが、港から駅までシャトルバスで10分ほどで、JR線の始発列車には上下とも余裕を持って乗れます。ちなみに、三ノ宮港〜駅までのバス運賃は200円です。

データ 【フェリー内の設備】
食堂はありませんが、売店とうどんコーナーがあります。深夜便でもうどんコーナーは営業しているようです。
駅周辺の様子 【神戸三宮港】
フェリーターミナルビルの2階に軽食堂あり。深夜も営業していました。売店はなし。食料等の買い物は港に向かう途中のコンビニで済ませたほうが良い。

【高松東港】
情報不足のため割愛

その他の情報
(観光情報)
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