接続駅名 予讃線・八幡浜駅 ←→ 日豊本線・臼杵駅
おすすめ度 ★★★(超おすすめ!)
利用しやすさ 24時間運航。深夜便は宿代わりに利用できるのでメリットは大きいです。
地図 臼杵駅付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
・徒歩
八幡浜駅から港まで約1.5km、所要約20分。
臼杵港から臼杵駅まで約1km、所要約12分。

・フェリー(宇和島運輸、九四オレンジフェリー)
所要2時間15分、運賃:\1,320

【宇和島運輸ホームページ】
八幡浜〜別府、臼杵と三崎〜別府を結ぶ宇和島運輸フェリーのページです。時刻表と乗り場の案内があります。車で乗船される方は予約もできます。
http://www.uwajimaunyu.co.jp/

【九四オレンジフェリーホームページ】
八幡浜〜臼杵を結ぶ九四オレンジフェリーのページです。
時刻表と乗り場の案内があります。乗船予約もできます。
http://www.94ferry.co.jp/

訪問日 2004年8月13日(八幡浜から臼杵まで乗船)

大阪2240発−(新快速)→三ノ宮2301着−(徒歩15分)→神戸三宮港2320着/030発−(ジャンボフェリー・こんぴら2)→高松東港410着/435発−(無料送迎バス)→高松駅450着/517発−(特急いしづち1号)→八幡浜856着−(徒歩15分)→八幡浜港915着/940発−(宇和島運輸・あかつき2)→臼杵1155着−(徒歩15分)→臼杵駅015着/1240発−(特急にちりん9号)→延岡1404着・・・

乗車記 八幡浜駅で特急いしづち1号を下車し、徒歩で八幡浜港へ向かう。前回、別府へ行くのにこのルートを使ったときは深夜だったので、町の様子をうかがい知ることはできなかったが、朝の八幡浜は人も車も多くて活気があった。真夏の強い日差しに照り付けられながら、20分かかって港に着いた。

八幡浜港からは別府行きと臼杵行きのフェリーが発着している。特に臼杵行きは宇和島運輸と九四オレンジフェリーが競合しているので便数が多く、利用しやすくなっている。私が乗船する9時40分発の臼杵行きは、宇和島運輸の便だった。自動券売機で乗船券を購入できるので、乗船名簿を記入する手間がいらず便利です。出港時刻が迫っているのですぐに船に乗り込んだ。お盆休み期間中ということもあり、船内は混雑していた。二等船室(カーペット席)の入口には「本日満席のため横にならずに座ってください」という札がかけられていた。すでにカーペット席は満席だったので、やむをえず喫煙コーナーの長いすに腰を下ろした。

出港して八幡浜港の入り江を出ると、進行方向右手に佐田岬半島を見ながら西へと進んでいく。佐田岬半島の先端までは結構距離があり、出港から1時間くらいは陸地を見ながらの航行である。11時になって、少し腹が減ってきた。何か食い物はないかと売店をのぞいてみたら、幕の内弁当を売っていた。船内には食堂がないので、ありがたいサービスである。しかも、その弁当には宇和島運輸オリジナルの掛け紙を被せてあるのがいい感じです。最近流行りの「空弁」に対抗して「海弁」というべきか?弁当とお茶を買って早めの昼食とした。それを食べ終えた頃には九州の陸地が近くに見えてきた。

臼杵港に到着。時刻表上では11時55分着だが、実際に港に降り立ったのは12時10分になろうとしている頃だった。ここから臼杵駅へ向かい、12時40分発の宮崎空港行き特急にちりん9号に乗り継がなければならない。あと30分・・・。「暑いし、時間もないからタクシーを使おうかな〜」と迷っているうちに、客待ちのタクシーは1台もいなくなっていた。当初の予定通り、徒歩で臼杵駅へ向かう。港から市内へ向かう一本道を進み、臼杵警察署前の交差点を左折して突き当りが臼杵駅です。距離は約1km、歩いて12分くらいだった。

臼杵石仏のレプリカ
臼杵駅の前には臼杵石仏のレプリカが鎮座していて、優しい表情で迎えてくれた。今回はあいにく時間がないが、いつか本物を見に行きたいと思った。

ちなみに、駅周辺には土産物店などもなく、観光地にしては寂しい雰囲気です。

予讃線・八幡浜駅〜日豊本線・別府駅
土佐くろしお鉄道・宿毛駅〜日豊本線・佐伯駅

投稿情報 【追記】 2004/9/17 
★情報提供: 井川さくら@ココロ 様

私は、8月12日1:15発の臼杵行き九四オレンジフェリー(夜行便)に乗りました。前日(11日)は、大阪からML高知で四国入りして予土線などを回ってきたのですが、八幡浜のフェリーターミナルに着いたのが21時20分頃で、乗船時間まで3時間ほどあり、時間を持て余した感じでした。

私は、2等でしたが、カーペットと座席のどちらでも利用可だということで空いている座席を利用しました。お盆の時期で混んでいるかと思いましたが、カーペットも比較的空いていました。しかし、それよりも空いていた座席(連続して4席が並んでいる形態で、リクライニングあり、肘掛を上げることも可、最近船内リニューアルにつき新設されたようです。ニュー四国のみ)で横になりました。やはり最初は寝づらかったのですが、いつのまにか熟睡していました。ハッと気付いたときには、臼杵港到着10分前で、慌てて顔を洗って下船準備をしました。やはり1:15発で3:30着というのは、短いですね。

下船後は、臼杵駅から下りのドリームにちりんで延岡方面へ行くことにしていましたので、真っ暗な道を1人でテクテク寂しい気分で歩きました。思ったより早く駅に到着できました(所要10分くらい)。

なお、八幡浜港2:50発の臼杵行き(九四オレンジフェリー)は、通常は5:05に到着後7:00まで船内で休憩を取ることができますが、お盆期間中(おそらくその他の多客期でも同様かもしれませんが、未確認)は到着後すぐに下船の扱いとなる旨の掲示がされていました。また、インターネットで予約したので、通常1,320円が60円引きの1,260円でした。元が安いので、割引が少ないのもやむを得ないかなという感じでしたね(^^;

その後、私は、臼杵からDにちりんで延岡へ行き、折り返し普通列車で宗太郎駅へ向かいました。

データ (情報不足のため割愛)
駅周辺の様子 【八幡浜駅】
駅から港までの途中にコンビニが2軒あります。

【八幡浜港】
待合所に売店と食堂があります。宇和島運輸と九四オレンジフェリーの2つの窓口がありますのでお間違いのないように。

【臼杵港】
売店、軽食コーナーがあります。

【臼杵駅】
キオスク営業中。

その他の情報
(観光情報)
【日豊本線・臼杵駅〜豊肥本線・三重野駅 乗り継ぎ】
八幡浜から別府経由で豊肥本線に乗り継ぐのではなく、臼杵からバスを経由して豊肥本線・三重野駅に接続するというのも面白いアクセス方法だと思います。有名な臼杵石仏を通るので、石仏観光にも使えます。臼杵駅〜三重野駅間・1日8往復。運賃\1,100。臼杵駅〜臼杵石仏間の区間便もあります。

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