接続駅名 予讃線・八幡浜駅 ←→ 日豊本線・別府駅/別府大学駅
おすすめ度 ★★★(超おすすめ!)
利用しやすさ 深夜便は宿代わりに利用できるのでメリットは大きいです。
地図 八幡浜駅付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
・徒歩
八幡浜駅から港まで約1.5km、所要約20分。

・フェリー(宇和島運輸)
所要2時間40分、運賃:\1,770

【宇和島運輸ホームページ】
八幡浜〜別府、臼杵と三崎〜別府を結ぶ宇和島運輸フェリーのページです。時刻表と乗り場の案内があります。車で乗船される方は予約もできます。
http://www.uwajimaunyu.co.jp/

訪問日 2000年12月30日(八幡浜から別府まで乗船)

松山2042発−(予讃線長浜経由675D)→八幡浜2232着−(徒歩)→八幡浜港2255着/020発−(宇和島運輸)→別府港300着/500発−(徒歩)→別府545着/559発−(日豊本線2733M)→宮崎1105着

乗車記 愛媛県・八幡浜と大分県・別府を結ぶ宇和島運輸の定期船のうち、深夜0時20分に八幡浜、別府を出る便は午前3時に目的地に到着しますが、到着後も午前5時まで船内で休憩ができるという特例があります。安価で宿代わりに使えるフェリーということで、すでに利用された方も多いと思います。

八幡浜駅・別府連絡の看板
松山から八幡浜行きの最終普通列車に乗車した。私と同じ思惑の人たちが大勢いるのではないかと思ったが、八幡浜駅のホームに降り立ったのはわずかに5、6名だった。閑散としたホームに「別府連絡」と書かれた案内板を見つけてちょっとうれしくなった(この写真は別の日の昼間に撮影したものです。)

駅を出て港へ向かう。駅前の通りをひたすらまっすぐ歩いていけば港に突き当たるので道順は簡単です。距離は約1.5km、徒歩で20分ほどです。ただ、深夜で人通りもないので女性だけの場合はタクシーに乗車した方が安心でしょう。

港に着いたのは23時になった頃だった。乗船名簿を記入して切符を買おうとしたら、発券は出港1時間前からとの事でしばらく待たされた。乗船は出港の20分前からです。船はフェリーとしてはそんなに大きくはない。2等船室(カーペット席)も広くないので早めに乗船して寝場所を確保したほうがよいでしょう。出港後に毛布の貸し出し(1枚100円)をしてくれるのですが、早く眠るために乗船開始時から貸し出しを始めてくれればありがたいと感じた。船内の内装は新しく清潔な印象で、気持ち良く乗船できた。また、船の振動もほとんど気にならなかったので睡眠を妨げられる事はありません。ただ、暖房が効きすぎていたので私は暑くて目が覚めてしまい、半袖のTシャツだけで毛布にくるまりました。船は0時20分に出港して3時ちょうどに別府に到着します。到着前に案内放送が入って人が動き出すので熟睡できるのは2時間くらいです。3時を過ぎてから再び静かになりますが、船室の清掃があったり4時40分頃には下船を促す放送が入りますので、私はあまり落ち着いて休めませんでした。

5時ぎりぎりまで船内で粘ってから下船して別府駅へ向かう。地図で見ると港からは別府大学駅のほうが近い。ただ、あまり早く駅に着いても時間を持て余すので別府駅まで歩く事にした。途中コンビニや24時間営業のファミレスがあった。腹が減ってきたのでコンビニでパンを買って夜食とした。国道を大分方向へまっすぐ歩いて行くと別府タワーが見えますので、その近くの交差点を右折して300mほど行くと別府駅に到着です。港から40分ほどかかりました。素直に別府大学駅へ向かうべきだったと後悔しました。別府駅前の公衆浴場(別府高等温泉)は開いていました。24時間営業なのだそうです。早めに港を出て朝風呂に浸かれば良かったと、また後悔しました。

予讃線・八幡浜駅〜日豊本線・別府駅
土佐くろしお鉄道・宿毛駅〜日豊本線・佐伯駅

データ (情報不足ため割愛)
駅周辺の様子 【八幡浜駅】
駅前にはこれといった商店は見当たらず、私が到着した22時頃には駅の明かりしかなかった。港までの途中にコンビニ(ローソン)が一軒あったので早朝深夜でも飲食物の調達は可能。駅前には客待ちのタクシーもいます。

【八幡浜港】
待合所の売店、食堂は夕方までしか営業していない。その代わりカップヌードルの自動販売機があって、なかなか繁盛していた。

【別府港】
こちらも到着した午前5時には売店、食堂は営業していなかった。待合所の2階に和室休憩所があり、午前3時から午前8時まで利用できるようになっている。

【別府駅】
駅前に2軒のコンビニと公衆浴場がある。公衆浴場は24時間営業のようです。

その他の情報
(観光情報)
【四国〜九州 連絡航路】
八幡浜からは別府行きのほかに臼杵行きのフェリーも出ており、こちらも深夜運行しています。ただし、到着後船内での休憩は出来ません。この他にも三崎〜別府、三崎〜佐賀関、宿毛〜佐伯、徳山〜竹田津・国東といった航路がありますので、九州へのアプローチにいろいろ乗ってみるのも面白いでしょう。