接続駅名 大湊線・大湊駅 ←→ 下北交通・田名部駅
おすすめ度 (気が向けばどうぞ!)

【追記】
下北交通(鉄道線)は2001年3月31日をもって廃止されました。下北交通の路線バスで代行可能。

利用しやすさ 駅前にバス停有り。区間便が多数運行されており比較的接続は容易である。
地図 田名部バス停付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
・路線バス(JRバス東北)
所要約20分。運賃\330
http://www.jrbustohoku.co.jp/

訪問日 2000年4月19日(大湊駅から田名部駅まで乗車。運賃:\330)

野辺地1428発−(大湊線 729D)−大湊1529着/1552発−(JRバス)−田名部駅1611着

乗車記 大湊駅・入口
この乗り継ぎはあまり一般的ではないと思います。わざわざバスを使わずとも乗ってきた列車で一つ手前の下北駅へ引き返して下北交通の列車へ乗り継ぐ方が一般的でしょう。お好みでどうぞということで、せっかく利用したので紹介しておきます。

この乗り継ぎを利用しようと思ったのは、たまたま仕事でむつ市(田名部)に宿泊することになっていたので、大湊線を乗り潰してから田名部のホテルへ向かうのに利用しました。別に列車でも良かったのだけど、そこがあまのじゃくなところです。

(左の写真は2003年夏に再訪した際のものです。)

大湊駅のすぐ前にバス停があるので乗り継ぎは楽である。駅前を見て回ったがコンビニや食堂はなく、時間つぶしに困る。駅の待合室にテレビがあったのでしばし眺める。ほどなくバスがやってきた。脇野沢からの運転ですでに10人位の乗客があった。バスはむつ市の中心部を抜け、市役所や総合病院などを経由して行く。想像した以上に街の規模は大きいようで、交通量も多い。田名部の手前で今日宿泊するホテルが見えたので下車しようとしたら、五千円札しか手持ちがなく、運転手に両替を頼んだら断られた。ここで運転手と押し問答しても仕方がないので田名部まで乗車し、田名部の営業所で両替してもらってから運賃を支払った。荷物をかかえ、バス停ひとつ歩いて引き返した。

小銭を用意していなかったのは不注意だったが、ある程度は融通が利くように釣り銭を用意しておいてもらいたいものである。

データ 【大湊線】
野辺地−大湊間58.4kmを結ぶ地方交通線である。乗車した感想は“気持ちいい!”。とにかく直線が長い。海岸線を辿る区間が長くて、眼前に陸奥湾が広がり、北に恐山、南に八甲田山を望むことが出来て開放的な車窓風景を楽しむことが出来る(乗車当日は快晴だった)。駅間距離も長く、陸奥横浜で若干の乗降があったものの、野辺地からの乗客のほとんどが下北、大湊まで乗車していた。
駅周辺の様子 【大湊駅】
大湊線の終着駅。田名部、脇野沢方面へJRバスが連絡している。JR系列のホテル、フォルクローロ大湊が隣接している。

【下北駅】
本州最北端のJRの駅である。下北交通(旧国鉄大畑線)が接続している。1本のホームの片側ずつをJRと下北交通とで共用しているが、相互乗り入れはなく、レールもつながっていなかった。

【田名部駅】
駅はこじんまりとしているが、むつ市の中心に位置し、周辺にはホテルも多く、駅から徒歩3分の所に下北交通のむつバスセンターがあるので下北観光の拠点といえる。JRバスは田名部駅前を発着している。

その他の情報
(観光情報)
【フェリー乗り継ぎ】
下北半島は本州最北端の袋小路であるが、ありがたいことに大間からは函館行きのフェリーが、また、脇野沢からは津軽半島の蟹田へ渡るフェリーが、さらに同じく脇野沢から青森行きの船が出ており、交通としては行き止まりではない。特に下北交通・大畑駅から乗り継げる
大間−函館の航路はすでに利用した方も多いでしょう。

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