阪急高槻市駅から京阪バスで枚方市駅まで来たあと、京阪交野線に乗車した。この交野線では「きかんしゃトーマス」のキャラクターを描いたラッピング列車を走らせたり駅名にキャラクターの名前を付けるなどして活性化を図っている。私が訪れた日はあいにく「きかんしゃトーマス号」が車両故障でお休みだった。見られなかったのはちょっぴり残念です。

終点の私市（きさいち）駅に到着。この駅からの抜け道がないことは調査済みだが、念のため駅周辺を捜索する。駅前に交野市外出支援バスのバス停があるが、乗車パスを持っていないと乗車できない市民専用バスになっているし、乗れたとしても抜け道に使えるルートではない。バス停は見つからなかったが、はちみつ屋さんが二軒もあったのは驚きだった。このあたりの名産であるらしい。甘いもの好きな方は要チェックです！


私市駅からの抜け道が見つからなかった憂さ晴らしに、河内森駅からＪＲ河内磐船駅まで歩いてみることにした。河内森駅到着の際の車内放送で「ＪＲ学研都市線はお乗り換えです」と案内しているが、両駅は完全に独立した駅で300mくらい離れているし連絡通路もない。普通の道路を歩いて乗り継ぐことになりますが、地図や案内表示がしっかり出ているので迷うことはありません。河内森駅から河内磐船駅へ向かって緩やかな下り坂になっています。

写真は河内磐船駅そばから河内森駅方向を写したものです。

ＪＲ改札前から河内森駅方向を見ていたら列車が来たのでパシャッ！駅前のロータリーには客待ちのタクシーが停まっていました。交野市駅、津田駅方面のバス停はＪＲの線路をくぐった反対側にあります。

いろいろ説明しましたが、とにかく近いのであっけなく乗り継げます。実際、両駅のあいだを歩く学生やサラリーマンの姿が多かったです。通行人が多い通りなのに商店街はなくコンビニと飲食店が2〜3軒あっただけ。アーケードがあれば雨の日はありがたいだろうに。

かつては交野線に京阪神磐船駅という駅があって片町線と乗り換えができたそうです。しかし終戦直後から使用中止となっていた河内森駅が1948年に使用再開したことにより、京阪神磐船駅は廃止されてしまったという。どういう経緯でそうなってしまったのか不思議ですが、今後新たに交野線・磐船駅を造る計画もないようです。

阪急電鉄・富田駅〜ＪＲ京都線・摂津富田駅
阪急電鉄・高槻市駅〜京阪電鉄・枚方市駅
大阪モノレール・宇野辺駅〜ＪＲ京都線・茨木駅

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