接続駅名 十和田観光電鉄・十和田市駅 ←→ 東北本線・八戸駅
おすすめ度

=利用不可=

【追記】 2012/ 4/29
十和田観光電鉄は2012年3月31日をもって営業を終了しました。
利用しやすさ ほぼ1時間に1本の便が確保されており、利用しやすい。
地図 十和田市駅> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表

・路線バス(十和田観光電鉄バス)
八戸駅〜十和田市駅。所要約70分。運賃 \1,220。ほぼ1時間に1本の便が確保されており、利用しやすい。

【十和田観光電鉄株式会社】
十和田観光電鉄は2012年3月末をもって廃止されました。
http://www.toutetsu.co.jp/

訪問日 2003年8月11日(八戸駅から十和田市駅まで乗車

・・・一ノ関1114着/1127発−(やまびこ81号)→盛岡1203着/1226発−(はやて9号)→八戸1300着/1322発−(十和田観光バス)→十和田市1430着/1445発−(十和田観光電鉄)→三沢1511着/1525発−(快速しもきた)→野辺地1553着/1656発−(733D)→大湊1758着

乗車記 八戸駅前 十和田市行きバス停
午前中にくりはら田園鉄道を乗りつぶした
後、一ノ関から新幹線で八戸へワープした。八戸駅に降り立つと、雨上がりの暑さでムシムシしていた。駅西口の路線バス乗り場に向かい、十和田市行きのバス乗り場を確認した。少し時間があるので駅周辺をぶらついていたら、「十和田市」という表示を出したバスが近づいてくるのが見えた。「来るのが早すぎるんじゃないの?」と一瞬慌てたが、それは十和田市から八戸市内へ向かうバスだった。

お盆の帰省ラッシュと重なったこともあり、大きな荷物を抱えてバスを待つ人が多い。やがて、十和田市行きのバスがやってきた。古いタイプの観光バスだったが、中に入ると冷房が効きすぎるくらい効いていた。雨が乾いた窓が薄汚れていて景色がかすんで見える。八戸の中心部から離れてしばらくすると、「海上自衛隊前」というバス停があった。続いて右手に航空自衛隊八戸基地の飛行場が見え、さらに陸上自衛隊の八戸駐屯地があった。三沢空港が軍民共用なのは知っていたが、そこから程近い八戸も防衛の拠点となっていることを初めて知った。基地群から離れると、国道45号線を東へと向かう。観覧車が見えてきたので「遊園地かな?」と思ったら、イオン下田ショッピングセンターという郊外型の大規模店舗だった。ここから国道沿いに商店や家並みが続いていて、田舎じみた雰囲気はない。

バスの中は相変わらず大勢の帰省客で埋まっている。ほとんどの客は終点まで行くようだ。車内ではバス停の案内放送に続けて沿線の会社やお店のCMが流れていた。途中、同じ薬局のCMが何度も繰り返し流れるので、心の中で「また言ってる」と笑ってしまった。

十和田市駅・駅名票
バスは十和田市の市街地に入り、国道45号線から国道4号線へと進んでいく。広い通りの両側には立派なアーケードが設けられていて街の大きさをうかがわせる。このあたりから下車する客が増えてきた。官庁街通りを交差して、「そろそろ終点かな」と思っていたら、アーケードが途切れて町外れの雰囲気になった。ダイエーのオレンジのマークの下に「とうてつ」と書いてある看板が見えて、それが近づいてきたら、そこが終点の十和田市駅だった。八戸から70分の乗車で、実際の距離以上に遠いと感じた。

実は三沢経由で鉄道を乗り継いで来た方が速い場合もあるので、敢えてこのバスを利用するメリットは少ないように思います。ただ、十和田市内を観光したり宿泊したりする場合に、うまく利用すればメリットが出てくるのではないでしょうか。

花輪線・荒屋新町駅〜いわて銀河鉄道・二戸駅
下北交通・大畑駅〜函館本線・函館駅

データ 【十和田観光電鉄】
三沢−十和田市間14.7kmを結ぶ。
所要時間約27分、運賃\570。
駅周辺の様子 【十和田市駅】
とうてつダイエーが駅ビルとして機能している。1階にバスターミナル、2階に電車の改札口があり、デッキでホームに連結している。ホームは1面1線。
その他の情報
(観光情報)
<情報不足のため割愛>

九州瀬戸内海四国中国近畿北陸東海関東・甲信越北関東東北北海道
大阪名古屋東京近郊高速バスフェリー
ミニ情報西日本中日本東日本