接続駅名 | 阿佐海岸鉄道・甲浦駅 ←→ 土佐くろしお鉄道・奈半利駅 | |
おすすめ度 | ★★★(超おすすめ!) | |
利用しやすさ | 1日6往復しかありませんが、盲腸線の短絡に大変有効です。 | |
地図 | 奈半利駅付近> Mapionの地図を開く | |
接続交通手段 時刻表 |
・路線バス(高知東部交通) 甲浦岸壁〜安芸営業所のバスを利用。甲浦駅〜奈半利駅、所要約1時間50分、運賃\2,340。 http://tobu.kenkoutsu.net/ 【阿佐海岸鉄道株式会社・ホームページ】 http://www.asatetu.v-co.jp/ 【土佐くろしお鉄道・ホームページ】 http://www.tosakuro.co.jp/ |
訪問日 | 2006年5月4日(甲浦駅から奈半利駅まで乗車)
高速舞子−(高速バス)→徳島−(牟岐線・特急むろと)→海部−(阿佐海岸鉄道)→甲浦−(高知東部交通バス)→奈半利−(土佐くろしお鉄道)→後免−(土佐くろしお鉄道)→後免町−(土佐電気鉄道)→はりまや橋→高知駅前→桟橋通五丁目→はりまや橋→伊野/JR伊野−(土讃線)→高知・・・ |
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乗車記 | 甲浦へはごめん・なはり線が開業する前の2000年9月に大阪南港→甲浦港のフェリーで訪れたことがある。夜行便で宿代が節約できるので貧乏旅行にはありがたい船だったが、2005年に廃止されてしまった。その時は甲浦→徳島→高松へと北上したが、今回(2006年5月)は逆ルートで牟岐線を南下して甲浦に到着した。 甲浦駅は高架上にホームがあるだけの無人駅。地上への階段を降りたところに駅舎というわけではないが「甲浦駅」と書かれた建物があり、その裏手に高知東部交通のバス停が立っている。列車からバスへ乗り継ぐ人は15人くらいだっただろうか、結構いた。というよりほとんどの客がバスに乗り込んだ。 甲浦駅を発車後、スイッチが切れたかのように深い眠りに落ちた。車窓好きの私にとってこんなことは珍しいのだが、事実として熟睡してしまった。室戸岬に到着したときに降車する人の気配で目が覚めた。私も降りるつもりだったのだが睡魔に屈してしまってそのままステイ。奈半利に近づいたころにようやく意識がはっきりしてきた。 奈半利バス停を過ぎて土佐くろしお鉄道の高架をくぐるとすぐに奈半利駅に到着。バスを降りると全身に潮風を受けた。寝惚けた頭を覚ますにはちょうどいい風だった。奈半利駅の2階デッキに上がると鯉のぼりの竿がいくつも立っていた。潮風をいっぱい受けて元気に泳いでいた。 阿佐海岸鉄道・甲浦駅まで線路がつながることを夢想しますが、阿佐線全通という壮大な計画は夢のままで終わりそうです。 残念なことに睡魔のせいで道中の記憶はほとんどない。太平洋を一望する雄大な景色が楽しめるはずだったのに、実にもったいないことをした。管理人の乗車記はあまり中身がないので、申し訳ありませんが詳しい中身は投稿情報をご覧くださいませ↓↓
土佐電気鉄道・伊野電停〜土讃線・伊野駅 |
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投稿情報 | 【投稿日】 2004/8/25 ★情報提供: ベー 様 甲浦駅のバス停は、駅から階段を下りた所にある観光案内所(?)みたいなところです。この建物の裏にバス停があります。この建物を避けてしまうと、バス停もたぶん見つかりません。また、「奈半利」というバス停で降りてしまうと、駅から遠いのでまずいです。奈半利「駅」のバス停で降りましょう。奈半利→甲浦のルートなら乗り間違いの心配は少ないかもしれませんが、海側の車線を走る甲浦からのルートの方をおすすめしたいです。 |
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【投稿日】 2011/6/25 ★情報提供: aki 様 土佐くろしお鉄道奈半利〜阿佐海岸鉄道甲浦のルート。2009年に行った時のものです。 高知東部交通バス。運賃は2340円。所要時間は約2時間。途中の室戸岬で下車する場合、奈半利〜室戸岬が1200円。室戸岬〜甲浦が1470円です。 高知1319→奈半利1442/1457→室戸岬1550/宿泊/0807→甲浦0857/0926→海部0938 高知駅から土佐くろしお鉄道に乗って、奈半利駅に到着。高架のこの駅は無駄に立派に感じる。甲浦駅行きのバス乗り場は、駅の高架のほぼ真下。迷うことはないはず。 1447発のバスだったが、10分ほど遅れてやってきた。乗車したのは私含め、5人。バスに乗車していたのは10人ほど。思っていたよりも多い。ほとんどが地元の人々のようだが、折りたたみの自転車を持ち込んでいる人もいた。 小さな奈半利の町の中心部を抜けると、すぐに海沿いを走る。ただひたすら海沿いを走る。漁港や砂浜も見える。道は平坦だ。小さな集落ごとに少しずつ、客が降りていく。同じような景色が続く。ようやく町らしい町が見える、室戸の市街地だ。人家も多く、少しほっとする。だが、歩く人の姿はほとんど見えない。うたた寝から目覚めると、自転車の客が降りていくところだった。車内の客は自分一人になった。室戸を過ぎて、大きな港があった。堤防に老人が一人腰掛けている。絵のようだった。 再び海外線を走っていると、唐突に室戸岬に着いた。バスを降りたが、周囲には観光地らしさがまるでない。看板がなければ、ここが岬かどうかさえ気づかないだろう。ただ、道路がカーブしているだけの場所、それが室戸岬だ。私以外に観光客の姿はなく、寂しさすら感じる。岬の突端は岩しかない。だが、そばの小さな観光案内所には展望台もあり、レンタサイクルもできる。私は案内所の隣の民宿で、床に就いた。部屋からの夕景は言葉にできなかった。 翌朝、バス停で待っていると、来たバスに轢かれそうになった。まあ、私の感覚だが。バスのスピードが速く、急にハンドルを切ったためだ。乗る人間が普段いないのだろうか。 乗客は私一人だった。途中にホテル、海洋水工場があった。小さな家々を見ながら北上する。奈半利側と違い、崖が迫り、反対側は断崖である。道路もカーブが多く、アップダウンも激しい。へばりつくように道路がある。酔うかもしれない。どこまでも崖である。バスのスピードに怖さを感じることが数回。悪天候時には通行止になることもあるようで、ゲートもあった。対向車はほとんどない。崖沿いで、人家も人の往来のほとんどないこの道を、ただ一人で歩く遍路に感動を覚えた。 途中、何箇所かほんの少しの土地に集落がある。乗客もある。だがすぐに崖の道に入る。崖沿いの道にうんざりしていると、いきなり湾のような場所に出た。島々が見える。集落の中を抜け、田んぼの真ん中に高架と建物が見えた。甲浦駅だった。降りたのは私と2人。駅の真横にバスは着いた。駅前ロータリーは空っぽだった。駅舎内には自動販売機、座敷があった。少し休憩し、ダイヤどおりの列車に乗り込んだ。 このバス路線は長距離ですが、ひたすら海沿いを走るので結構楽しめます。車窓も室戸岬を境に、東側と西側で大きく違います。旅をしている実感が湧くでしょう。バス停も駅に近接しており、ダイヤの連絡もいいです。 個人的に室戸岬はお気に入りです。できれば途中下車を薦めます。 室戸岬の施設ですが、西から食堂、バス停、民宿、観光案内所の並びです。 |
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【投稿日】 2012/4/15 ★情報提供: clifford 様 つながるはずだった(?)路線を、高知東部交通のバスに乗ってみた。直通のバスもあるが、時間に少し余裕があったので、1本前のに乗って、室戸岬で降りてみた。 写真は室戸岬バス停(奈半利方面)。 安芸12:33発、奈半利12:53着、同13:02発、室戸岬13:56着、同14:31発、甲浦15:21着、同15:35発。1200+1470(直通なら2340)円だが、2時間弱乗り通すより良かったと思う、海岸沿い(国道55号)で眺めも良かったし、信号はほとんどない。 乗客は、前半が最大5人くらい、貸切状態の時間もあった、後半は3人。なお、かつて発行されていた回数券は、ICカードの導入によって廃止されたとのこと。 バスは、普通の路線バス(中乗り前降り、整理券、運賃後払い、ワンマン)、室戸岬までの前半に乗ったバスは、木の床のクラシックなバスだった。便数は多くないが、高知東部交通のサイトで、時間が確認できる。 ※この枠内の写真3点はすべてclifford様からご提供いただいたものです。 |
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データ | 【阿佐海岸鉄道】 1992年開業の第三セクター。海部−甲浦 8.5km、所要11分、運賃\270。途中駅は宍喰駅の1駅だけ。宍喰駅と甲浦駅の間で徳島県と高知県の県境をまたぐ。一部の列車が牟岐線・牟岐駅まで直通運転しているが、特急列車の乗り入れはない。 【土佐くろしお鉄道・阿佐線(ごめんなはり線)】 2002年開業の第三セクター。後免−奈半利 42.7km、所要約1時間(快速)〜1時間10分、運賃\1,040。多くの列車が土讃線・高知駅まで直通運転を行っている。毎日2往復、オープンデッキ付き車両の運転がある(2011年現在) |
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駅周辺の様子 | 【甲浦駅】 近隣に店舗は一軒もない。 【奈半利駅】 駅舎内にレストランや物産店がある。近隣にスーパー・マルナカもあります。 |
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その他の情報 (観光情報) |
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