知多武豊802発−（名鉄・急行）→河和814着／832発−（知多バス）→師崎859着／930発−（伊勢湾フェリー）→鳥羽港1040着−（徒歩）→中之郷1105発−（近鉄）→鳥羽1107着／1133発−（参宮線・快速みえ）→松阪1207着・・・

武豊駅から徒歩で名鉄・知多武豊駅へやってきた（詳細はこちら）。数分の待ち合わせで河和行きの急行が来た。次の富貴で知多新線の内海行きが分岐しているので行先には注意が必要である。もっとも、内海からも師崎行きのバスが接続しているので間違えたとしてもそんなに慌てることはないかもしれない。ただし、バスの本数は河和からの方が多い。

わずか12分の乗車で河和に到着。改札を出てすぐそばにバス停があったので一安心。駅の周りをうろついてみたが、郵便局があった他はこれといって見るものはなし。というより、駅の中に「名鉄パレ」というスーパーがあるのだが開店前で中には入れなかったのだ。バス停に戻ると師崎行きのバスが入ってきていたので乗り込む。７、8名の乗客を乗せてバスは発車した。

名鉄の車窓から海は見えなかったが、河和駅を出てすぐ海が見えた。が、ほんの一瞬で市街地に入りしばらく海から遠ざかる。次に海が見えてからは、終点まで左側の車窓に海が貼り付く。真っ青の海にたくさんの漁船が出ていた。その沖には大型の貨物船が浮かんでいた。海をボーっと眺めていると気持ちが落ち着く。海沿いを走っていて建物やトンネルで眺望を遮られるとガッカリさせられるのだが、ここでは心置きなく海を眺めることができた。

30分弱の乗車で師崎に到着。バス停のすぐ前の建物がフェリーターミナルになっていて、接続の良さに感心する。ここから河和行きと内海行きのバスが発着する。左手の青い建物の1階に伊勢湾フェリーのきっぷ売り場があります。2階は食堂になっています。

フェリーに乗り込む。わずか70分の乗船ということもあり、船室は座席のみであった。観光バスが3、4台乗ってきていたので座席はあっという間に埋まった。ほとんどがオバサマ達で、写真撮影や雑談、飲食に励んでおられた。好天の伊勢湾は穏やかで、デッキに出ると風が気持ちいい。

鳥羽港が近づくと、多島海の景色になり養殖真珠のいかだが見えた。すぐ下の海面に目を向けるとクラゲがたくさん浮かんでいた。夏も終わりだなあと思っているうちに着岸した。鳥羽港のすぐお隣に鳥羽水族館があり、通りを隔てた向かい側に近鉄・中之郷駅がある。鳥羽駅まで歩けない距離ではないが、酷暑で汗が止まらないのでラクをすることにした。目の前に駅があるのに無視するわけにはいかないでしょ？（こじつけ）

【師崎港】
モロザキと読みます。私は現地に着くまでシザキと読んでいました（恥）。
知多半島の先端に位置し、鳥羽行きと伊良湖行きのフェリーが発着している。フェリー乗り場のすぐそばにバス停があり、河和、内海方面の便に接続している。フェリーターミナルの建物内に食堂や軽食コーナーが営業していた。

【中之郷駅】
フェリー乗り場、鳥羽水族館の最寄駅であるが普通列車しか停車しない不遇な（？）駅。鳥羽観光の拠点はお隣の鳥羽駅ということなのだろう。売店はなかった。中之郷から鳥羽まで乗車時間は2分。運賃\170。歩いても10分程度でしょう。

【鳥羽駅】
近鉄とＪＲの乗り継ぎは改札を隔てずに一本の跨線橋でつながっている。特急列車が頻繁に発着する近鉄側の華やかさとは対称的にＪＲ側はひっそりしていた。近鉄の改札前にお土産や軽食コーナーがあるので時間を潰せる。

【名鉄ホームページ】
詳細なダイヤ検索が可能。
http://www.meitetsu.co.jp/

【近畿日本鉄道ホームページ】
詳細なダイヤ検索が可能。
http://www.kintetsu.co.jp/