接続駅名 札沼線・新十津川駅 ←→ 函館本線・滝川駅

おすすめ度 ★★★(超おすすめ!)
利用しやすさ 駅間距離が近く、接続手段が選べるので利用しやすい。札沼線を往復するのは時間がかかりすぎるので短期間で北海道地区の乗りつぶしを目指すのならばこのルートは必須である。根室本線で滝川入りして札沼線へ乗り継ぐのがベストだろう。
地図 新十津川駅付近> Mapionの地図を開く
接続交通手段

時刻表

・路線バス(JRバス)
滝川駅前から浦臼行き、または菊水町行きバスに乗車し、新十津川役場前で下車。そこから徒歩5分で新十津川駅に到着する。なお、休日は便数が極端に減るので注意が必要。運賃:\200

【追記】 2004/5/30
運行会社がJRバスから北海道中央バスに替わっています。

【北海道中央バス株式会社】
時刻表があります。
http://www.chuo-bus.co.jp/

・タクシー
バスの時刻が合わなかったとしても、滝川駅には客待ちのタクシーがいるので最悪の場合はこれを利用したほうがよい。おそらく\1,000程度の出費で済むだろう。逆に新十津川駅にはタクシーはいないので電話して呼ばなければならない。

・徒歩
滝川駅と新十津川駅との距離はそれほど離れておらず、3q程度なので徒歩でも1時間弱で到着できるだろう(上記地図を参照)。乗り継ぎ時間に余裕があるのならば、これが一番面白い選択だと思う。

訪問日 1998年8月15日(滝川駅から新十津川役場前まで乗車)
乗車記 新十津川駅・駅舎
岩見沢から特急「ライラック」で滝川へやってきた。函館本線の滝川駅と札沼線の新十津川駅は地図で見ると近そうなのだが、愛用している弘済出版社の時刻表のさくいん地図には路線バスの線が書き込まれておらず、不思議に思っていた。おそらく区間便があるに違いないと見込んでとにかく現地まで来てみると、案の定バスの路線があった。といっても、新十津川駅の前までは行かないので、その近くの新十津川役場前で下車すれば良いとバスの運転手さんに教えてもらった。

20分ほど待ってバスが発車した。交通量の多い道をゆっくりと進んでいく。河川敷がゴルフ場になっている石狩川を渡ると新十津川町である。2つ目の徳富川に架かる橋を渡るとすぐ新十津川役場前に到着。渋滞していたこともあって15分ほどかかった。運転手さんに駅の方向を教えてもらってから下車した。私の他に下車する人もなく、バスが駅前まで行かない理由が良くわかった。

国道から外れて人通りのない道を歩いていくと、前方にぽっかり空間があいていた。バスが10台位停車できそうな広いロータリーというか空き地の奥に、新十津川駅の駅舎があった。最初、遠くから見たときは駅舎とは思えずトイレかと思ったくらいちっぽけな建物だった。駅は無人で、ホームは1面のみ。滝川駅の賑やかさとは対照的に人けもなく静まりかえっていて、そこだけ時間が止まっているかのようにひっそりとたたずんでいた。私がやってくるのを何年も待っていてくれていたような気がして、しみじみと感動がこみあげてきた。

札沼線・終点


札幌から延びてきた線路は、駅のホームを抜けて100m先で途切れていた。かつては留萌本線の石狩沼田まで延びていた線路も、すでに行く手を遮られている。

【最新記事】 一日一本しか列車が来ない札沼線の終点・新十津川駅にバスで接続する方法

宗谷本線・幌延駅〜留萌本線・留萌駅
留萌本線・増毛駅〜函館本線・札幌駅

投稿情報 【投稿日】 2006/8/3
★情報提供: ゆう 様
新十津川→滝川をバスで抜けましたが、このルートには少し注意が必要です。滝川からバスに乗る場合は問題がありません。しかし、新十津川から乗る時は「新十津川役場前」というバス停が2つあります。コンビニのすぐ前と、消防署の前にあります。

私はコンビニで食料を調達し、すぐ前のバス停の時刻表を見ましたが、調べた時刻と違っていることに気づき、バス会社に電話をして、そこが違うバス停だとわかりました。2つのバス停はそんなに離れていませんが、初めて来た人は間違えるかもしれません。両方のバス停から滝川ターミナル行が出ているにもかかわらず、その案内が全くないんですから。コンビニの前のは屋根つきのバス停で分かりやすいです。消防署の前のは屋根がなくて目立ちませんが、新十津川駅からまっすぐ行った道にあります。

違うバス停にずっといると、自分の乗りたいバスに乗れないかもしれません。私は幸いにも間違いに気づきましたが、失敗する人がいないようにと思って書き込みました。

【投稿日】 2006/8/5
★情報提供: ベー 様

ゆうさんの書き込みを見て思い出しましたが、新十津川から滝川へのバスは私も良くわかりませんでした。滝川方向へ適当に歩いていたら、滝川行きのバス停が見つかった、という感じでした。どこのバス停から乗ったかも覚えていません。

約2kmの距離なので徒歩で抜けるのも不可能ではありませんし、バスも同じルートを通るので、バスが来る(バス停が見つかる)まで駅方向へ歩き、場合によっては全区間徒歩、というのもありだと思います。

【投稿日】 2006/8/13
★情報提供: 海人 様
札沼線に乗って、新十津川〜滝川を歩きました。

 「歩けない距離じゃない」と書いたサイトは多いですが、 実際歩いた人は少ないようですね。 新十津川1956着の最終下りで新十津川まで乗りとおしたわけですが、 平日だったために滝川行きバスは1時間待ち(しかも夜)(しかも人気のない新十津川) であり、滝川まで徒歩連絡を強行しました。 結果、滝川2038発の岩見沢行きには乗ることができませんでしたが、 滝川BT2053発の札幌行き高速バスに余裕で乗ることができました。 新十津川で写真を撮ったりしてから早足で歩きましたが、 歩きは45分ぐらいかかったことになります。 

道は基本的に一本道で、スタートする方向さえ間違わなければ迷わないですが、 念のために携帯のGPS機能で現在地を確認しながら歩きました(夜ですから)。 新十津川のコンビニの少し先、橋の手前に観光客向け物産館のようなものと、和風のレストランがありましたが、いずれも営業時間外か定休日でした。

【投稿日】 2007/11/ 7
★情報提供: 天空寺 はるか 様
先日、北海道に行ったときに石狩当別駅7:51発の札沼線新十津川行きに乗って新十津川まで乗り、新十津川駅から滝川駅までバス連絡しようと思ったのですが・・・ バスの時刻を間違えて約1時間バスが来ない…。仕方ないので歩いて行こうと思ったとき、バス停の近くにタクシー会社を発見。滝川駅まで利用しました。料金は1170円でした。 もし急いでいるなら利用してもいいのではないのでしょうか?(私は急いでいたので助かりました)
【投稿日】 2013/ 4/19
★情報提供: 実土佳里 様
このルートは、ある推理小説のトリックに使われたルート。乗り潰しを兼ね、地図を片手に、トリックを確かめようと歩きました(所要約45分)。トリックが成立するか否かは、微妙。ですが、推理小説としては、秀逸の極み、このルートを辿れて満足です。
このルートを使わないと札幌まで戻ることになり、時間のロスが大きい。
データ 【新十津川駅】
1972年6月に新十津川−石狩沼田間が廃止されて以来、札沼線の終着駅となっている。この駅までやってくる列車は日にわずか3本。不便というのを通り越して、むしろよく残してくれたと思う。駅舎のホーム側の入口頭上に「歓迎・ようこそ新十津川へ」という看板が掲げられているが、列車でここまで来る観光客は鉄道ファンを除けば皆無だろう。

【札沼線】
桑園−新十津川間、76.6qを結ぶ。札幌に近い区間は新興住宅地の広がりや大学が付近にあるために乗客数が増加しており、駅の新設や高架化などのグレードアップが計られている。それとは対照的に、末端の浦臼から先の区間は1日3往復の便しか無く危機的状況である。当面は維持されるようだが、いつ廃止の声がかかってもおかしくはない。

駅周辺の様子 【新十津川駅】
あまりにも何もないところである。唯一の救いは、町役場のそばにあるコンビニの存在です。私もそこで昼食を調達しました。

【滝川駅】
函館本線と根室本線が接続しており、街の規模も大きい。駅前には店舗も多く、時間つぶしに困ることは無さそうです。

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