高岡1530発−（万葉線）→越ノ潟1611着／1635発−（富山県営渡船）→堀岡1645着／新港東口1710発−（富山地鉄バス）→富山駅前1750着

夕陽が大分落ちてきた頃、万葉線・越ノ潟駅に到着した。ホームを出ると真ん前に富山県営渡船の乗り場があった。ちょうど船が出ようとしているところだったが、一本やり過ごして渡船場の周辺を観察する。といっても周囲にはこれと言って見るものもなく、入れ違いにやって来た次の船を迎えるとすぐに乗りこんでベンチに座った。なお、この船は運賃無料で運行されているので切符も改札も無い。ありがたいことではあるけれども、なんだか申し訳ないような気もする。15分ほど待った後、対岸へ向けて動き出した。

波の無い港内を進む船は全く揺れが無く、エンジンの小刻みな振動だけが伝わってくる。堀岡渡船場からの船とすれ違ってから後ろのほうへ目を向けると、遠方に帆船・海王丸のマストが見えた。今回は海王丸パークを訪れていなかったので、遠目でもその姿を見ることが出来てちょっと得した気分になった。5分ほどで堀岡に到着した。

堀岡渡船場に隣接して新港東口バス停があります。富山地鉄バスの他に新湊市営バス、JRバスの停留所があります。北陸本線・呉羽駅へ向かう便もありますが本数が少ないのが難点です。バス停を確認してあと待ち時間があったので港の周辺を歩いてみた。岸壁には釣りをしに来ている家族連れが結構いて、釣具店も2〜3軒営業していた。しかしながら売店やコンビニは無いので海を眺める以外に時間を潰しようがない。

17時10分、定刻通り富山駅前行きの富山地鉄バスが発車した。わずかに3人の乗客だったが、終点に近づくにつれて座席が埋まってきた。でも、始発から終点まで乗り通したのはやはり私一人だけでした。バスは富山駅南側のロータリー手前の降車場で乗客を降ろした。乗り継ぎ時間に余裕が無いと焦ることになりそうです。

北陸本線・金沢駅〜のと鉄道・穴水駅
七尾線・七尾駅〜氷見線・氷見駅
城端線・城端駅〜長良川鉄道・北濃駅

【堀岡渡船場】
越ノ潟と同様に、待合室とトイレはありますが売店は有りません。周辺にもコンビニ等はありませんが、港に海釣りに来る人のために釣具屋は2〜3軒ありました。

【新港東口バス停】
本文参照