接続駅名 城端線・福光駅 ←→ 北陸本線・森本駅/金沢駅
おすすめ度 ★★(おすすめ!)
利用しやすさ JRバスは周遊きっぷ「富山・高岡ゾーン」にも組み込まれています。但し加越能バスは対象外。
地図 福光駅付近> Mapionの地図を開く

接続交通手段

時刻表
路線バス(JRバスまたは加越能バス)
所要約40分。運賃:\930(福光〜金沢)


【西日本ジェイアールバス】
一般路線バス>金沢市内一般線>名金線
http://www.nishinihonjrbus.co.jp/

【加越能鉄道株式会社】
路線バス時刻表>戸出・砺波・庄川・城端方面

http://www.kaetsunou.co.jp/

訪問日 2002年10月14日(福光駅から金沢駅前まで乗車)

高岡752発−(327D)→城端843着/907発−(330D)→福光914着/935発−(加越能バス)→金沢駅前1035着

乗車記 かつての「北陸ワイド周遊券」、現在の周遊きっぷ「富山・高岡ゾーン」には金沢駅から森本駅を経由して城端線・福光駅を結ぶJRバスの線が書きこまれています。城端線の終着駅である城端駅まで走っていないのが惜しいところですが盲腸線のショートカットとして利用しやすいルートです。

城端駅で折り返して福光駅にやって来た。改札口で「鉄道の日・乗り放題切符」を駅員に差し出したら、10秒ほどじっと眺めてから無言で「3回目」の欄の隣りに4個目の入鋏印を押してくれた。どうやら委託職員だったらしく企画切符の扱いがよくわからなかったようです。

9時35分。定刻通り金沢行きの加越能バスがやってきた。このバスは砺波からの運転で2〜3名の乗客があった。出発して福光の市街地をあっという間に抜けると登り坂が始まった。国道304号線は途中までは良く整備された2車線道路だったが、山越えにかかってからやや狭い旧道の趣になった。途中、何もない山の中に忽然と近代的な高架橋が姿を見せた。北陸自動車道の高架で、空いた道路を猛スピードで車が行き交っている。こちらのバスは登るのが苦しそうなほどの鈍足だったがそれでもダイヤよりも早いらしく、途中2箇所のバス停で時間潰しのため停車していた。山を下って家並みの中に入るとすぐ前方に建設中の北陸新幹線の高架橋が見えた。その高架橋の真下に森本駅があった。私はここで下車しても良かったのだが、時間があるのでこのまま金沢まで乗車することにした。

森本駅でも時間調整のため長めに停車したあと発車した。森本駅から金沢駅へ向かう国道8号線はそれまでの山道と打って変わって市街地の中を通って行く。おかげで停留所ごとに客を拾うようになった。金沢に近づくにつれて渋滞し出した。「森本駅で降りたほうが良かったかな」と思ったが、時折歴史を感じさせる古い建物が目に飛び込んで来たりして少し気を取り直す。結局駅前まで渋滞は解消せず、金沢駅には15分遅れで到着した。

このあと私は北陸鉄道乗車のためバスで野町駅へ向かった。

北陸本線・金沢駅〜北陸本線・野町駅
七尾線・七尾駅〜氷見線・氷見駅
万葉線・越ノ潟駅〜富山ライトレール・岩瀬浜駅

データ 【城端線】
高岡から砺波、福光を経て城端へ至る29.9kmの非電化ローカル線。所要約50分、1日17往復の便があり、一部列車は富山まで直通運転も行っている。富山平野の南西部を走り、合掌集落で有名な五箇山の入り口である城端で線路は途絶えている。沿線風景は見渡す限りの田圃とその中に屋敷林に囲まれた住居が点在しているのが特徴的です。
駅周辺の様子 【福光駅】
駅舎内にコンビニ(デイリーヤマザキ)あり。駅前にはスーパー(A-Corp)があり、駅前の通りを歩いて行くとわずかながら商店街もあった。バス停は駅に隣接しています。
その他の情報
(観光情報)
【城端駅〜白川郷(萩町)〜長良川鉄道・北濃駅 乗り継ぎルート】
城端から加越能バスで白川郷(萩町)まで乗車し、JRバス・美濃白鳥駅行きで途中の長良川鉄道・北濃駅へ向かうという乗り継ぎも可能です。ただ、本数が少ないので白川郷での観光を組み込むなどして時間を有効に使えるように工夫したいものです。

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